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1.明石にて [赤穂温泉 割烹旅館 鹿久居荘]

この冬、赤穂まで牡蠣を食べに行ってきましたので、その様子を3回に分けて報告したいと思います。
赤穂市は、大阪に隣接する兵庫県の最も西に位置する都市。もう数km西に行けば岡山県。まあ日本で赤穂を有名にならしめているのは、誰がどう言っても「忠臣蔵」ですね。毎年年末の風物詩、街のあちらこちらでもPRしています。

さて、今回は、赤穂に行く途中の明石で昼食を取ることにしました。
実は会社関係で明石市在住の人がおり、地元情報で美味しいというお店を紹介してもらっての訪問。
そして訪れたここは「魚の棚商店街」という、明石駅から徒歩数分の商店街。「魚の棚」は”うおんたな”と読むそうです。東西数百メートルの決して大きくはない商店街ですが、玉子焼(後述します)のお店や鮮魚店、海産物の乾物店などが軒を並べ、活気のある商店街。
https://www.uonotana.or.jp/
1.魚の棚商店街-1.jpg
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3.魚の棚商店街-3.jpg
4.魚の棚商店街-4.jpg
12.新鮮なタコや魚が並ぶ.jpg
こんなトラックも走っている。うん、なかなかダイナミックだ[わーい(嬉しい顔)]

13.こんなトラックも走る.jpg

旅はまだこれからなのに、何だかんだと買い物をしてしまいました。まあクルマなので、傷むものでない限りは問題なし。

で、昼食はこの店で。季節料理 藤原さん。前述の知人行きつけのお店で、夜は居酒屋になります。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)

その知人の言うには、バナナマンのテレビ番組で、「地元の人が奨めるお店・・・・どうせ行くなら○○に行きんしゃい」とかいうコーナーで、街行く人に薦められた日村氏が訪れて海鮮丼を食べたお店とのこと。別にタレントさんが行ったからと言ってありがたがる気はさらさらありませんが、地元民が薦めるお店はほぼほぼ間違いがない。
5.昼食はここで.jpg
これが昼メニューですが・・・・ご覧ください。日替定食のお値段[exclamation×2] 今どきワンコインですよ。
6.日替りもあるが.jpg
7.昼メニュー.jpg
妻はこれを注文。この日は淡路島産、ハモのフライ(と季節の天ぷら)でした。
10.妻は日替わり.jpg
11.淡路島産ハモのフライ.jpg
私は知人おススメの特上海鮮丼。これでも1,000円ですからね。ライスは少なかったんですけど、夕食を考えるとこれが適量。お刺身は、明石タコ、炙り〆鯖、ブリ、明石鯛、ヒラメ、焼き穴子など明石の海の幸がごはんの上にずらりと並ぶ。
8.特上海鮮丼.jpg
9.炙り〆鯖、タコ、鯛、穴子などなど.jpg
プリプリのお刺身はどれも美味しかった。ものの数分で完食。あと一杯は軽くイケましたね。

さて2日目の昼食は、昼食と言えないようなものではありました。
それは玉子焼。ここ明石では、たこ焼きのことを「玉子焼」というのです。
というと、思いっきり語弊がある。明石の玉子焼はたこ焼きとはまったくの別物。大阪のたこ焼きのようにソースを塗ってつまようじをぶっ刺して食べるのではなく、専用の薄味の出汁に浸けていただく食べ方。中の具もタコのみです。
で、私たちが訪れた玉子焼のお店はにし尾さんといいます。前述の知人が紹介してくれたお店。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)

ここは知っていないと本当にわからない。穴場中の穴場といっていいでしょう。私たちはクルマのナビでいきましたが、それでもなかなかたどり着けず、結局お店に電話をして、雨の中お店の方がわざわざ外に迎えに来てくださったくらい。それほどにわかりにくい。だって、上のMapionのリンクをクリックしても、正確にはわからんよ。壁に貼られた看板(?)で初めてわかるくらいだろう。しかも店舗(というか、普通の住宅に増設しただけ)は家の裏にあるんだからますますわからない。妻なんて、勘違いして家の玄関ドアを開けたくらいだからね(苦笑) これまで行ったお店の中の〔King of 穴場〕に間違いない。
14.2日目は玉子焼.jpg
シンプルなメニュー。冬場はこれにおでんもある。
15.これがメニュー.jpg
安い。玉子焼10個が350円。前述の魚の棚商店街には同じ玉子焼のお店が10店舗くらいありましたが、そのお値段はおおむね600~650円でした。そりゃまあ、典型的な観光地価格と地元民しか来ない地域のお店とでは同じ価格であるはずはないですが、それでも倍ほどの差がある。
19.魚の棚にもあったね.jpg
これが明石の玉子焼。何もかかっておらず、シンプルに丸っこい玉子焼のみ。10個が斜めになった板に載せられています。
16.これが玉子焼.jpg
ダシは本当に薄味。しかし、これが玉子焼の玉子の風味を実に際立たせる。味が濃いとこの玉子の風味をスポイルしてしまうんだろうな。出汁に浸けて1個を口に含むと、玉子の香りがぶわっと立ち上がるのです。
18.この出汁につけていただく.jpg
美味い旨いとぱくぱく食べていると、あっという間になくなった。・・・・で、お代わりしました。追加の10個。
20.これはお代わりの3皿目.jpg
これもあっという間に我が胃袋に。いやあ、美味しかった~[るんるん]
実は我が家では家庭でも夕食としてたこ焼きを食べることがあり、その際私は”明石焼風”と称してソースではなく出汁で食べるのですが、それはあくまで”風”であり、実物とはまったくの別物であるという事は今回よ~~~くわかりました。

ここはまた是非来たいと思います。お店の方々は気さくで気持ちのいい人ばかりだったし、場所もこれでばっちり分かったしね。是非再訪したいと思います。

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