定年旅行_その1_出発前 [定年旅行~第二次東北旅行]
私は昭和37年生まれの寅年、今年の夏、とうとう定年を迎えます。まあよくやってきたな、という感じです。
で、私の勤める会社には「定年旅行」という制度がありまして、ある程度の年数を勤めれば、5日間の連続したお休みと、幾ばくかのお金がもらえます。ぶっちゃければ
「長いこと働いてもらったし、ちょっとお金をあげるからそれを元手に奥さんと旅行にでも行ってらっしゃい。ただし足が出た分は自腹でね」
というワケですね。ちなみに独身者がもらえる(使える)お金は妻帯者の半分。
で、気になる行先ですが、会社の諸先輩方の定年旅行の行き先は、ここ数年は沖縄が圧倒的に多い。
同い年の同僚も9月に家族で沖縄に行くべく、はや予約完了とのこと。このご時世、気軽に海外に行けなくなっていますので、暖かい沖縄が人気のようです。
しかし、天邪鬼な私は沖縄はまったく頭にない。では私はどこを行先に選んだか?
それは東北です。
で、私の勤める会社には「定年旅行」という制度がありまして、ある程度の年数を勤めれば、5日間の連続したお休みと、幾ばくかのお金がもらえます。ぶっちゃければ
「長いこと働いてもらったし、ちょっとお金をあげるからそれを元手に奥さんと旅行にでも行ってらっしゃい。ただし足が出た分は自腹でね」
というワケですね。ちなみに独身者がもらえる(使える)お金は妻帯者の半分。
で、気になる行先ですが、会社の諸先輩方の定年旅行の行き先は、ここ数年は沖縄が圧倒的に多い。
同い年の同僚も9月に家族で沖縄に行くべく、はや予約完了とのこと。このご時世、気軽に海外に行けなくなっていますので、暖かい沖縄が人気のようです。
しかし、天邪鬼な私は沖縄はまったく頭にない。では私はどこを行先に選んだか?
それは東北です。
関西人にとって東北は北海道以上にハードルが高い(私だけかもしれませんが)。まあ精神的なものとでも言いますか、情報の少なさも多少は影響しているのかもしれません。
北の方は、満足とはいえないまでも2年前に「あまちゃん」のロケ地などに行くことができましたので、今回はもう少し南を目指すことにした次第。具体的には、宮城と山形がメインになります。そう、今度は「おかえりモネ」の舞台となった場所ですね。
宿の予約も完了しました。あ、宿だけじゃなく交通手段もですけどね。
その交通手段ですが、ちょっとレアめな方法で北に向かいます。
レアめな方法?
まあ、関西から東北へ遊びに行くのにこの方法は使う人は少数派なのですが・・・・
その方法とは「フェリー」。
今回の旅は、いろいろあってどうしても自分のクルマで行きたかった。
旅行会社のツアーに潜り込む案は毛頭なく、そしてレンタカーはどうも性分に合わない。車内で聴く音楽も限られてしまう。となるとどうなるか? 自分のクルマで東北に行くには、高速をぶっ飛ばすか、あるいはフェリーしかないわけで。
さすがに還暦を目前に迎えた年齢では、高速を800km以上も走るのは現実的ではない。途中で1泊入れてもキツイ。費用も結構掛かる。となると残る手立てはフェリーしかなく・・・・こうして私は、定年旅行の出だしを36年ぶり(※1)のフェリー乗船に決めたのでした。
フェリーだと、喰っちゃ寝喰っちゃ寝を繰り返しているうちに目的地まで連れて行ってくれるわけだから、これほど楽なこともないわけで。
でもあれだな、「飲み過ぎて飲酒運転にならないように自制しなくちゃ」という心配は間違いなくありますが。
(※1)36年前にフェリーで行ったのは福岡。着いたのは門司だったと記憶しています。そのときのことは、博多の屋台でラーメンを食べまくった以外ほとんど記憶にないのですが、その日に伊豆大島の三原山が大噴火し、夜間、フェリーのテレビにかじりついて噴出するマグマを見ていたことだけは、今でもよく覚えています。
北の方は、満足とはいえないまでも2年前に「あまちゃん」のロケ地などに行くことができましたので、今回はもう少し南を目指すことにした次第。具体的には、宮城と山形がメインになります。そう、今度は「おかえりモネ」の舞台となった場所ですね。
宿の予約も完了しました。あ、宿だけじゃなく交通手段もですけどね。
その交通手段ですが、ちょっとレアめな方法で北に向かいます。
レアめな方法?
まあ、関西から東北へ遊びに行くのにこの方法は使う人は少数派なのですが・・・・
その方法とは「フェリー」。
今回の旅は、いろいろあってどうしても自分のクルマで行きたかった。
旅行会社のツアーに潜り込む案は毛頭なく、そしてレンタカーはどうも性分に合わない。車内で聴く音楽も限られてしまう。となるとどうなるか? 自分のクルマで東北に行くには、高速をぶっ飛ばすか、あるいはフェリーしかないわけで。
さすがに還暦を目前に迎えた年齢では、高速を800km以上も走るのは現実的ではない。途中で1泊入れてもキツイ。費用も結構掛かる。となると残る手立てはフェリーしかなく・・・・こうして私は、定年旅行の出だしを36年ぶり(※1)のフェリー乗船に決めたのでした。
フェリーだと、喰っちゃ寝喰っちゃ寝を繰り返しているうちに目的地まで連れて行ってくれるわけだから、これほど楽なこともないわけで。
でもあれだな、「飲み過ぎて飲酒運転にならないように自制しなくちゃ」という心配は間違いなくありますが。
(※1)36年前にフェリーで行ったのは福岡。着いたのは門司だったと記憶しています。そのときのことは、博多の屋台でラーメンを食べまくった以外ほとんど記憶にないのですが、その日に伊豆大島の三原山が大噴火し、夜間、フェリーのテレビにかじりついて噴出するマグマを見ていたことだけは、今でもよく覚えています。
三原山 - Wikipedia
さて、ご存知の方も多数おられると思いますが、関西から北に向かうフェリーは、主に新日本海フェリーと太平洋フェリーの2航路があります。
ただ、新日本海フェリーに乗って東北方面、新潟もしくは秋田に行くには、敦賀(福井県)を月曜日に出航する便しかなく、しかも到着するのはそれぞれ当日の21:30(新潟)と翌日の5:15(秋田)。
これだとせっかくの土日が完全に潰れてしまうし、到着時間もかなり中途半端で行動が制限される。
それに対し太平洋フェリーは、隔週ながら土曜日出航の便があるし、しかも勝手知ったる名古屋発。さらに19:00に出航して仙台に着くのが16:40と、時刻的にも許容範囲内。昼過ぎに自宅を出ても間に合うので、朝からゆっくりできるのもメリット。(特にのんびり屋の妻にとって)
これならもう選択の余地がない。以上のような理由で、ほとんど迷うことなくすんなり太平洋フェリーに決定した次第です。
【太平洋フェリーHP】(←クリックどうぞ)
さて、ご存知の方も多数おられると思いますが、関西から北に向かうフェリーは、主に新日本海フェリーと太平洋フェリーの2航路があります。
ただ、新日本海フェリーに乗って東北方面、新潟もしくは秋田に行くには、敦賀(福井県)を月曜日に出航する便しかなく、しかも到着するのはそれぞれ当日の21:30(新潟)と翌日の5:15(秋田)。
これだとせっかくの土日が完全に潰れてしまうし、到着時間もかなり中途半端で行動が制限される。
それに対し太平洋フェリーは、隔週ながら土曜日出航の便があるし、しかも勝手知ったる名古屋発。さらに19:00に出航して仙台に着くのが16:40と、時刻的にも許容範囲内。昼過ぎに自宅を出ても間に合うので、朝からゆっくりできるのもメリット。(特にのんびり屋の妻にとって)
これならもう選択の余地がない。以上のような理由で、ほとんど迷うことなくすんなり太平洋フェリーに決定した次第です。
【太平洋フェリーHP】(←クリックどうぞ)
ということで、乗るフェリーは「太平洋フェリー」に決まりましたが、次は運賃のこと。
船内で約23時間を過ごすことになる場所については、多少費用はかかってもまずは個室であることを絶対条件に。還暦を目前にした旅行で(ちなみに妻は私の小中学校の同級生)、雑魚寝やカプセルホテルのような部屋はさすがに、ね。
参考に6/11の料金表を、4/14午前中にスクショしたものを載せます。見づらくてすみません。
これを見てもらえればわかるように、乗るフェリーにはロイヤルスイートから2等(いわゆるゴロ寝の大部屋)まで11種類の部屋がある。私は「1等和洋室」が適当かと考えていたんだけど、ゴロゴロできる部屋がいいという妻の希望で(和洋室でもベッドでゴロゴロできると思うのだが、そこはそれ、妻の中では微妙に異なるらしい)、結局「特等和室」を選択。等級でいえば上から4番目のランクの客室です。ちなみに1~3番はスイート系で、早割の設定がなく値段もハネ上がる。行程中の食事がすべて付いてはいるけど。
運賃は、MAXで50%安くなるという「早割」で36,800円(2人分の個室費用と5m未満の車1台)。ちなみに「1等和室or和洋室」だと特等より2,000円/人安くなり、計32,800円となる。
それでも、「特等」と名の付く和室で、1泊2日の素泊まりながら、ビールも飲み、お風呂につかりつつ、愛車も一緒に名古屋から仙台に連れて行ってもらうのにこの金額は、十分リーズナブルと言えるのではないかと私は思います。
ちなみに特等と1等の差は、和室で比較した場合
①バスの有無(1等はシャワーのみ)
②窓からの眺望(双方とも基本的には前方のみ。特等-7デッキ:海+船の構造物 1等-5デッキ:船の構造物・・・位置が低いため)
船内で約23時間を過ごすことになる場所については、多少費用はかかってもまずは個室であることを絶対条件に。還暦を目前にした旅行で(ちなみに妻は私の小中学校の同級生)、雑魚寝やカプセルホテルのような部屋はさすがに、ね。
参考に6/11の料金表を、4/14午前中にスクショしたものを載せます。見づらくてすみません。
これを見てもらえればわかるように、乗るフェリーにはロイヤルスイートから2等(いわゆるゴロ寝の大部屋)まで11種類の部屋がある。私は「1等和洋室」が適当かと考えていたんだけど、ゴロゴロできる部屋がいいという妻の希望で(和洋室でもベッドでゴロゴロできると思うのだが、そこはそれ、妻の中では微妙に異なるらしい)、結局「特等和室」を選択。等級でいえば上から4番目のランクの客室です。ちなみに1~3番はスイート系で、早割の設定がなく値段もハネ上がる。行程中の食事がすべて付いてはいるけど。
運賃は、MAXで50%安くなるという「早割」で36,800円(2人分の個室費用と5m未満の車1台)。ちなみに「1等和室or和洋室」だと特等より2,000円/人安くなり、計32,800円となる。
それでも、「特等」と名の付く和室で、1泊2日の素泊まりながら、ビールも飲み、お風呂につかりつつ、愛車も一緒に名古屋から仙台に連れて行ってもらうのにこの金額は、十分リーズナブルと言えるのではないかと私は思います。
ちなみに特等と1等の差は、和室で比較した場合
①バスの有無(1等はシャワーのみ)
②窓からの眺望(双方とも基本的には前方のみ。特等-7デッキ:海+船の構造物 1等-5デッキ:船の構造物・・・位置が低いため)
・・・・ただし、501号、508号、701号、708号は角部屋で窓が側面にあるため、この限りではない
③シャワートイレか否か
の3点といっていい。この差に2,000円/人を払うか否か、ですな。
私は妻のために払うことにしました。<(`^´)> エッヘン
◎上記運賃はいわゆる「A期間」のもの。いわゆる閑散期ですね。これに対し繁忙期、すなわちGW、夏休み、お正月の「B期間」、お盆休みの「C期間」には早割の設定がなく、相対的に割高感を感じざるを得ない。
もうひとつ、1等と特等を英語で表すと、
③シャワートイレか否か
の3点といっていい。この差に2,000円/人を払うか否か、ですな。
私は妻のために払うことにしました。<(`^´)> エッヘン
◎上記運賃はいわゆる「A期間」のもの。いわゆる閑散期ですね。これに対し繁忙期、すなわちGW、夏休み、お正月の「B期間」、お盆休みの「C期間」には早割の設定がなく、相対的に割高感を感じざるを得ない。
もうひとつ、1等と特等を英語で表すと、
・1等:first class
・特等(船室):stateroom、cabin deluxe など
・特等(船室):stateroom、cabin deluxe など
何か、1等の方がよく聞こえる(笑)
特等和室は一番人気のようで、HPの空席照会をチェックしていると、まずここから「×」になっていきます。上の料金表もそうなっていますね。
値段の安い「早割」の場合、どうやら特等の割り当ては和洋各1室しかない。それで、まずは会員登録をしてしばらく予約の動向を追跡していましたが、皆さん考えることは同じなようで、傾向的に特等和室から埋まってゆくんですな。
だから、乗船日2ヶ月前の日の午前9時になるのを待ってHPに即アクセス。おそらくは一番乗りで予約を取ることができました(※2)。無事取れたときは胸を撫でおろしましたよ、ホント。
(※2)予約番号を見る限り、実際には2番目だったようです
参考までに、これが今回の私の運賃です。部屋指定の「708号」についてはまた後日。
特等和室は一番人気のようで、HPの空席照会をチェックしていると、まずここから「×」になっていきます。上の料金表もそうなっていますね。
値段の安い「早割」の場合、どうやら特等の割り当ては和洋各1室しかない。それで、まずは会員登録をしてしばらく予約の動向を追跡していましたが、皆さん考えることは同じなようで、傾向的に特等和室から埋まってゆくんですな。
だから、乗船日2ヶ月前の日の午前9時になるのを待ってHPに即アクセス。おそらくは一番乗りで予約を取ることができました(※2)。無事取れたときは胸を撫でおろしましたよ、ホント。
(※2)予約番号を見る限り、実際には2番目だったようです
参考までに、これが今回の私の運賃です。部屋指定の「708号」についてはまた後日。
まだ出発すらしていないのに、浮かれてこんな記事を書いています。
私って、ホントバカ(笑)
(つづく)
定年旅行_その2_フェリー乗船と悲報 [定年旅行~第二次東北旅行]
前回フェリーについてかなり細かく書きましたが、それに先立って、計6泊する宿についてはすべて予約を済ませています。どの宿も宿泊日のかなり前に予約しましたので、希望通りの部屋が取れました。
もうひとつ。
出発に際し、薬を2品用意しました。
ひとつは酔い止め薬。
いくら大きいとはいえ船は船、用意しておくに越したことはない。船酔いに関しては私も100%の自信はなく、妻はその私より乗り物に酔いやすい。
薬はこれを選択 色々調べましたが、これを薦めるところが多かったので。
もうひとつ。
出発に際し、薬を2品用意しました。
ひとつは酔い止め薬。
いくら大きいとはいえ船は船、用意しておくに越したことはない。船酔いに関しては私も100%の自信はなく、妻はその私より乗り物に酔いやすい。
薬はこれを選択 色々調べましたが、これを薦めるところが多かったので。
結果を先に書きますと、薬の効果は絶大でした。2日とも結構揺れたのですが、効いている限りは全然問題なし。ただ、2日目はちょっと飲むタイミングを逸してしまったので少し酔ったのですが、服用してじっと部屋で寝転んでいたらだんだん効いてきて、その後は大丈夫で、昼食も食べることができましたよ。
次に用意したのが胃薬。3年前の九州で妻が食べ過ぎになってしまったので、その対策で。今回の旅は食べる予定がてんこ盛りですので、これは絶対に必要だろうと考えました。
何がよく効くのかとネットで調べてみたら、これがまた百花繚乱、ページによってお薦めの薬が全然違うし、一体どれを選べばいいのかさっぱりわからない。
困った私は、薬のプロフェッショナルの友人に助けを求めました。
彼のアドバイスによって購入したのはこれ、第一三共の『新タカヂア錠』。
少なくとも私は聞いたことがない名前だ。
「ドラッグストアには置いてないかも」とも言われており、実際に近隣の大箱のドラッグストアを数軒回ってみましたが、その言葉通りどこにも置いていない。結局楽天市場で購入しました。それでも発注してから届くまで1ヶ月近くかかり、やきもきしました。早めに注文しておいてよかった。
ちなみにこの薬は主に妻が服用しましたが、これもよく効いたとのことでした(妻談)。ありがとうございました。
「ドラッグストアには置いてないかも」とも言われており、実際に近隣の大箱のドラッグストアを数軒回ってみましたが、その言葉通りどこにも置いていない。結局楽天市場で購入しました。それでも発注してから届くまで1ヶ月近くかかり、やきもきしました。早めに注文しておいてよかった。
ちなみにこの薬は主に妻が服用しましたが、これもよく効いたとのことでした(妻談)。ありがとうございました。
さて、そろそろ出発しましょう。次に家に帰って来るのは8日後だ。
旅はここから始まる。このお店の、めっちゃ美味い、まぜそばから。
このまぜそばにはビールが素晴らしく合う。ヱビスだし。
実はこの美味いまぜそばを食べた日は、旅への出発日とは異なるのだが、気分はこの店のラーメン(ではなかったが)を食べてからのスタート、でした。もともとの予定がそうだったし。
旅はここから始まる。このお店の、めっちゃ美味い、まぜそばから。
このまぜそばにはビールが素晴らしく合う。ヱビスだし。
実はこの美味いまぜそばを食べた日は、旅への出発日とは異なるのだが、気分はこの店のラーメン(ではなかったが)を食べてからのスタート、でした。もともとの予定がそうだったし。
この、私が愛してやまない麺人 ばろむ庵さんが、なんと4月22日をもって閉店・・・・
まさに青天の霹靂、あまりにも突然のインスタグラムでの報告に、旅先での私は呆然とするばかり
飲食店って、こんなにも唐突に終わりを告げるものなのですか。始まりのあるものに終わりがあるのは自明の理、いつか来ることはわかっていましたが、あまりにも突然で・・・・。それは、何らかの予告のもとに行われるものだと漠然と考えていたのですが、本当に突然で。今は悲しむしかできません。というか、まだ信じられません。
インスタグラムでは、また次の段階に進むと店主はおっしゃっておられます。それがどういう形になるのかまだわかりませんが、私はフォローしていきたいと思っています。期待しています。
話を元に戻しましょう。
フェリーの乗船受け付けは17:30までに済ませばいいので、時間には十分余裕があります。事故には気を付けて、スピードは控えめに。こんなところで事故ってしまえば元も子もないもんね。
その日の夕食と翌日の朝食は、途中のスーパーで調達。もちろんフェリーの中にもレストランはありますが、バイキングだし、そないに食べられんやろということで、弁当を含めいろいろと買い込みました。ちなみに納豆とビールは家からの持ち込みです。ハイボールは船内で購入。手前の弁当は、名古屋めし弁当というようなネーミングで、海老フライやら味噌カツやら鰻の切り身やらの名古屋名物が入ったもの。
あとは妻ののり弁、ポテサラ、キャベツの漬物、鶏肉の磯辺揚げみたいなもん。
フェリーの乗船受け付けは17:30までに済ませばいいので、時間には十分余裕があります。事故には気を付けて、スピードは控えめに。こんなところで事故ってしまえば元も子もないもんね。
その日の夕食と翌日の朝食は、途中のスーパーで調達。もちろんフェリーの中にもレストランはありますが、バイキングだし、そないに食べられんやろということで、弁当を含めいろいろと買い込みました。ちなみに納豆とビールは家からの持ち込みです。ハイボールは船内で購入。手前の弁当は、名古屋めし弁当というようなネーミングで、海老フライやら味噌カツやら鰻の切り身やらの名古屋名物が入ったもの。
あとは妻ののり弁、ポテサラ、キャベツの漬物、鶏肉の磯辺揚げみたいなもん。
名古屋出航は19時。約23時間の船旅で、翌日の16:40頃に仙台到着の予定です。
クルマを駐車場に停めた後、車検証と支払いに使ったクレジットカードを持ってまずは受け付けへ。
ほぼ初めてのフェリーで、初めての受付なのですが、インターネットで事前にいろんな手続きを先行して行っておいたので、きわめてスムーズに進みました。
手渡されたチケット。予約No.N2の「2」は、おそらく「2番目の予約」ということだと思われます。
「特等室」の3文字が輝かしい(笑)
スイートだとこれに加えて食事券までもらえるそうですが、さすがにそこまでの大名旅行ではない。でも多少の贅沢はさせてもらいます。ありがとうございます。
ちなみに「特等船室」は英語で「stateroom」もしくは「cabin deluxe」、さらには「special room」ともいうらしい。
ちなみに「特等船室」は英語で「stateroom」もしくは「cabin deluxe」、さらには「special room」ともいうらしい。
これに対して1等は「saloon cabin」、「first-class cabin」だそうで。
英語にしたら、どっちが上等なのかわからんです(笑)
部屋用のカードキーは、写っているのは1枚ですが、実際には2枚もらいました。
(下船の際に返却)
受付後、クルマはターミナルの駐車場から乗船待ちの列の最後尾に移動。ちなみに前の軽自動車は川口ナンバーでした。停車している他のクルマを見ても、長距離フェリーに乗るだけあって札幌やら仙台やらなにわやら盛岡やら、多種多彩な地域のナンバーが並ぶ。まるで地方ナンバーの見本市でした こういう雰囲気は大好きだ。
ドライブレコーダーの切り取り画像。
さて、現時刻は17時07分。出航は19時なのでまだしばらく時間がある。
部屋用のカードキーは、写っているのは1枚ですが、実際には2枚もらいました。
(下船の際に返却)
受付後、クルマはターミナルの駐車場から乗船待ちの列の最後尾に移動。ちなみに前の軽自動車は川口ナンバーでした。停車している他のクルマを見ても、長距離フェリーに乗るだけあって札幌やら仙台やらなにわやら盛岡やら、多種多彩な地域のナンバーが並ぶ。まるで地方ナンバーの見本市でした こういう雰囲気は大好きだ。
ドライブレコーダーの切り取り画像。
さて、現時刻は17時07分。出航は19時なのでまだしばらく時間がある。
待合室で時間をつぶすしかないのですが、そこから停泊しているフェリーが見える。船というより、もはや一個の建築物。縦に長いビルのようだ。
これは待合室から撮った船の(ほぼ)全容。
これは待合室から撮った船の(ほぼ)全容。
バカでかいその船舶の名前は「きそ」。
2005年の第14回から2010年の第19回までフェリー・オブ・ザ・イヤーを受賞したとのことで(最近は僚船の「いしかり」がず~っと受賞。ちなみにこの航路を就航しているもうひとつの僚船の名前は「きたかみ」で、すべて河川の名称が船名として使われている)、まあいい船らしい。
誰かのブログで、「フェリーは、太平洋フェリーを基本にしたらアカン」という記事を読んだのだが、それは、太平洋フェリーの船舶はどれもかなりいい船、部屋なので、それを基準にすると他の普通のフェリーがダメに見える、というのがその理由。フェリーに乗る機会自体が極少なので次にフェリーに乗る機会があるのかすらよくわからないが、心に留めておきましょう。
この「きそ」、間近で見ると相当デカい。全長は199.9mあるそうです。200mを切っているのはクルマの5ナンバー、3ナンバーと同じで、何やらの規制があるためらしい。よくはわかりませんが。総トン数は15,795トン。
ちなみに、かの有名なタイタニックは全長269.1m、総トン数:46,328トン。
タイタニック(←クリックどうぞ)
タイタニック(←クリックどうぞ)
タイタニックの総トン数が異常に重いのは時代の差・・・・船に使われている素材やエンジンの差が理由でしょうか。
それにしても・・・・よくもまあこんなデカい代物が海に浮かぶもんだわ・・・・。
待合室には、自衛隊の皆さんがいらっしゃいました。北海道の部隊に戻られるのでしょうか。日々のお勤めご苦労さまです。
さあ、時間が近付いてきた。私はまずは愛車に戻ろう。妻は別行動でボーディングブリッジ(飛行機の乗るときに通るアレです)を通ってフェリーに乗船。
それにしても、一緒だとダメな理由がわからない。安全がどーたらこーたら書かれていたような気もしますが・・・・面倒くさいなぁ~ブツブツ・・・・
太平洋フェリーHP
以下は、ボーディングブリッジを歩いて乗船する妻が撮影。歩く距離はフェリーの方が長いですが、飛行機と同じような感じですね。待合室の一角にある乗船口から、こんな通路を歩いていきます。タイムスタンプを見ると、乗船するまで4分かかっていました。
一方、クルマに乗って乗船する私。以下は、ドライブレコーダーの映像を切り取ったものです。左側の車列は、すでに乗船のために移動したのでカラになっている。
前の軽に続いて船内へ。上の通路は妻が歩いたボーディングブリッジ。
この後、誘導員さんに停止を命じられた。その間、船内からトラックが出てきたり、先に乗ったり。
3分くらい待たされた後、ようやく乗船する。
フェリー内ヘは船首から。宇宙戦艦ヤマトなら波動砲の位置ですね。
また、左の奥に見える斜張橋は伊勢湾岸自動車道の名港トリトン。8日後に走る予定です。今日はこの後下をくぐって外洋に出ます。
誘導員さんに従って微速で進む。内部の鉄骨の構造物が武骨な感じでカッコいい。
列の先頭に停車。右に出入口が見えますが、翌日はここから左折して反対側から下船したので、ここを通ることはありませんでした
正面に見えるのは上の階層へ続くエレベータの入り口。これに乗って居住エリアに行く。
この位置は船的には船尾に当たり、私たちが泊まる和室とはちょうど反対の位置に当たり、スーツケースを転がしての長距離の移動を余儀なくされました。クルマをどこに停めるかは当て物みたいなものなので、運が悪かったとしか言いようがないですね(^^;
以下は、ボーディングブリッジを歩いて乗船する妻が撮影。歩く距離はフェリーの方が長いですが、飛行機と同じような感じですね。待合室の一角にある乗船口から、こんな通路を歩いていきます。タイムスタンプを見ると、乗船するまで4分かかっていました。
一方、クルマに乗って乗船する私。以下は、ドライブレコーダーの映像を切り取ったものです。左側の車列は、すでに乗船のために移動したのでカラになっている。
前の軽に続いて船内へ。上の通路は妻が歩いたボーディングブリッジ。
この後、誘導員さんに停止を命じられた。その間、船内からトラックが出てきたり、先に乗ったり。
3分くらい待たされた後、ようやく乗船する。
フェリー内ヘは船首から。宇宙戦艦ヤマトなら波動砲の位置ですね。
また、左の奥に見える斜張橋は伊勢湾岸自動車道の名港トリトン。8日後に走る予定です。今日はこの後下をくぐって外洋に出ます。
誘導員さんに従って微速で進む。内部の鉄骨の構造物が武骨な感じでカッコいい。
列の先頭に停車。右に出入口が見えますが、翌日はここから左折して反対側から下船したので、ここを通ることはありませんでした
正面に見えるのは上の階層へ続くエレベータの入り口。これに乗って居住エリアに行く。
この位置は船的には船尾に当たり、私たちが泊まる和室とはちょうど反対の位置に当たり、スーツケースを転がしての長距離の移動を余儀なくされました。クルマをどこに停めるかは当て物みたいなものなので、運が悪かったとしか言いようがないですね(^^;
定年旅行_その3_特等和室の708号室 [定年旅行~第二次東北旅行]
前回の記事で、前方に見えた入口がこちら。おおっ? 2人連れやん こっちはちゃんとルール通り二手に分かれたのに。こちらがバカ正直なのか、彼らが賢いのか。よくわかりませんが、正直者が馬鹿を見た、ような気分に少しなりました
その後無事船内6デッキで合流した妻と私は、さっそく予約した部屋へ。とにかく前へ前へ、船首方向に進みます。壁に描かれた小鳥の絵が可愛い そして手摺りは必須アイテム。実際、揺れが激しかったときの手摺り効果は絶大でした。
廊下の突き当りを左折した正面が私たちの部屋、708号室です。
フェリー全体の案内図で見るとこちら。ついでに、降りたエレベータの位置も記しておきました。文字通り「端から端」でしょ。重いスーツケースをゴロゴロ転がしての移動は、ホント疲れましたよ
※詳細な船内案内図をご覧になりたい方は【コチラ】(←クリックどうぞ)
外から見るとココ
カードキーでピッとやって解錠しドアを開ける。
すぐ右にカードキーを差すスロットと照明スイッチ、エアコン温度調整システム。
ふすまの向こうに居住スペース。
奥の板の間がある分だけ、他の和室よりも広い。私たちはここにスーツケースを広げました。
奥から見るとこう。さっそくスマホをいじる妻。
空いている扉の中が水回り。
そのドアは、解放状態でうまく固定できるようになっている。靴入れ側の球が、ドア側の丸にパコっと収まるような感じではまり込み、ガッチリ固定されます。その都度フックに金具を引っ掛けたりする必要もなく、ワンタッチで固定したり解放できたりするのはとても便利でした。これも船特有の工夫、部品なのでしょう。
船室側面の窓は障子の向こう。夜間はカーテンを閉めておく必要があるそうで、その注意書きもありました。もちろんこういう約束事は厳守するのが我が家のルール。
奥の板の間のクローゼットの下部には、3人目用のフトン。そういえばこの部屋は定員:3人なのです。そうなるとちょっと狭いだろうけど。
ドア側近くのクローゼットの下にはバスタオルなど。
テレビ等の設備品回り。右側の絵画は下からの間接照明です。
テレビの下には・・・・これは冷蔵庫だな。
なんとNational製だ。製造年月は相当前なんだろうけど、必要かつ十分に冷えました。持ち込んだ保冷剤を、退出時までほとんど溶かさずにキープ。さすがNational、性能抜群だぜ 結婚するまで妻が働いていただけのことはある(何年前だ?)。
水を沸かす設備に・・・・(揺れで倒れたり滑ったりしないよう針金の治具で固定する仕様)
お茶セットもちゃんとある。茶菓子はなかったが(笑)
右の茶筒の中に、この2種類のスティック茶がふんだんに詰め込まれていました。各10本以上はあったんじゃかかろうか。滞在中に飲み干す奴はまずいないだろう、いうくらいの量はありました。・・・・写真撮り忘れ・・・・
では水回りに。
トイレとバスの位置関係はこの通り。
シャワートイレは特等船室以上の設備。1等以下はバスはなくシャワーのみとなり、さらに保温便座ではなくなる。1等と特等の最も大きな違いがここ。
また、和室の場合、特等=7デッキ、1等=5デッキとフロアの位置が異なり、窓からの光景に大きな差が生じます。特等の7デッキは主に前方の海が見えるのに対し、1等の5デッキはほぼ船の構造物(甲板)しか見えないとのこと(ただし両端の501号室および508号室は端にあるため海が見える)。この差が、早割の場合2,000円/人となるわけ。
そして、708号室を選んだ最も大きな理由がこの「窓」。
バスに窓があるのは、スイート以外では特等和室の701号室と708号室のみなのです。それ以外の特等和室は進行方向の前面に窓があり、バスにはありません。
そして名古屋→仙台に向かう便では、陸地側に当たるのがこの708号室。私が予約時に708号室を選定した理由はここにあるわけです。701号室では海しか見えないわけで、まああんまり意味がないとは言えば、ない。その点、陸地が見えるのは景色に変化があって、それなりにおもしろいのです。自然光が入ってくる、人工的ではない明るさも魅力的でしたし。
ただ、陸地から10km以上も沖を走っていると、せっかくの陸地の景色もどれも同じように見えて、あんまりよくわからん、というのが実際のところ。部屋のバスに湯を貯めて入浴したのも1度だけだったし(大浴場での入浴は2回だったかな?)、そういう意味ではどうだったんだろ、という感じではあります。
ただ。
この船室は上の案内図をご覧になると一目瞭然なのですが、船の1番高い所で、かつ一番端っこ。つまり、この船の中で最も揺れ幅の大きい場所にあるんです。上記のメリットが、波があると逆に一番のデメリットの原因になり得るわけですね。今回の船旅では、季節外れの台風の余波で結構揺れがありました。酔い止め薬:アネロン「ニスキャップ」のおかげで何とかなりましたが、なかったと思うと・・・・ 自分の先見の明を、ここでは褒めてやりたいです(笑)
さて、4月からプラスチック新法だか何だか知らんが実にくだらない法律が施行されたおかげで少し心配していた歯ブラシ等の消耗品ですが、フェリーにはありました。ついでに言うと、この後宿泊したすべての宿に置いてありました。レジ袋の有料化もそうですが、あんな一般市民をコケにするような法律はすぐにでも廃止してほしいものですな。ホンマ、アホかと思う 改正すべき肝心な法律は放置で、こんなしょーもない法律だけすぐにやりやがって
すみません、話が逸れました
妻が気に入った洗面台の気の利いたカランを最後に
それにしても・・・・どうでしょう、これが船の中とはとてもとても。普通のビジネスホテル並みの設備は十分備わっていると思いませんか。言われなければわからないくらいには。2名1室の素泊まりで1泊2日、クルマも一緒に名古屋から仙台まで移動して、食事は別ですがこれで〆て36,800円。私は十分なコスパだと感じました。1等の部屋だともっとお得に感じられたことでしょう。
次回は船内の散策を。
その後無事船内6デッキで合流した妻と私は、さっそく予約した部屋へ。とにかく前へ前へ、船首方向に進みます。壁に描かれた小鳥の絵が可愛い そして手摺りは必須アイテム。実際、揺れが激しかったときの手摺り効果は絶大でした。
廊下の突き当りを左折した正面が私たちの部屋、708号室です。
フェリー全体の案内図で見るとこちら。ついでに、降りたエレベータの位置も記しておきました。文字通り「端から端」でしょ。重いスーツケースをゴロゴロ転がしての移動は、ホント疲れましたよ
※詳細な船内案内図をご覧になりたい方は【コチラ】(←クリックどうぞ)
外から見るとココ
カードキーでピッとやって解錠しドアを開ける。
すぐ右にカードキーを差すスロットと照明スイッチ、エアコン温度調整システム。
ふすまの向こうに居住スペース。
奥の板の間がある分だけ、他の和室よりも広い。私たちはここにスーツケースを広げました。
奥から見るとこう。さっそくスマホをいじる妻。
空いている扉の中が水回り。
そのドアは、解放状態でうまく固定できるようになっている。靴入れ側の球が、ドア側の丸にパコっと収まるような感じではまり込み、ガッチリ固定されます。その都度フックに金具を引っ掛けたりする必要もなく、ワンタッチで固定したり解放できたりするのはとても便利でした。これも船特有の工夫、部品なのでしょう。
船室側面の窓は障子の向こう。夜間はカーテンを閉めておく必要があるそうで、その注意書きもありました。もちろんこういう約束事は厳守するのが我が家のルール。
奥の板の間のクローゼットの下部には、3人目用のフトン。そういえばこの部屋は定員:3人なのです。そうなるとちょっと狭いだろうけど。
ドア側近くのクローゼットの下にはバスタオルなど。
テレビ等の設備品回り。右側の絵画は下からの間接照明です。
テレビの下には・・・・これは冷蔵庫だな。
なんとNational製だ。製造年月は相当前なんだろうけど、必要かつ十分に冷えました。持ち込んだ保冷剤を、退出時までほとんど溶かさずにキープ。さすがNational、性能抜群だぜ 結婚するまで妻が働いていただけのことはある(何年前だ?)。
水を沸かす設備に・・・・(揺れで倒れたり滑ったりしないよう針金の治具で固定する仕様)
お茶セットもちゃんとある。茶菓子はなかったが(笑)
右の茶筒の中に、この2種類のスティック茶がふんだんに詰め込まれていました。各10本以上はあったんじゃかかろうか。滞在中に飲み干す奴はまずいないだろう、いうくらいの量はありました。・・・・写真撮り忘れ・・・・
では水回りに。
トイレとバスの位置関係はこの通り。
シャワートイレは特等船室以上の設備。1等以下はバスはなくシャワーのみとなり、さらに保温便座ではなくなる。1等と特等の最も大きな違いがここ。
また、和室の場合、特等=7デッキ、1等=5デッキとフロアの位置が異なり、窓からの光景に大きな差が生じます。特等の7デッキは主に前方の海が見えるのに対し、1等の5デッキはほぼ船の構造物(甲板)しか見えないとのこと(ただし両端の501号室および508号室は端にあるため海が見える)。この差が、早割の場合2,000円/人となるわけ。
そして、708号室を選んだ最も大きな理由がこの「窓」。
バスに窓があるのは、スイート以外では特等和室の701号室と708号室のみなのです。それ以外の特等和室は進行方向の前面に窓があり、バスにはありません。
そして名古屋→仙台に向かう便では、陸地側に当たるのがこの708号室。私が予約時に708号室を選定した理由はここにあるわけです。701号室では海しか見えないわけで、まああんまり意味がないとは言えば、ない。その点、陸地が見えるのは景色に変化があって、それなりにおもしろいのです。自然光が入ってくる、人工的ではない明るさも魅力的でしたし。
ただ、陸地から10km以上も沖を走っていると、せっかくの陸地の景色もどれも同じように見えて、あんまりよくわからん、というのが実際のところ。部屋のバスに湯を貯めて入浴したのも1度だけだったし(大浴場での入浴は2回だったかな?)、そういう意味ではどうだったんだろ、という感じではあります。
ただ。
この船室は上の案内図をご覧になると一目瞭然なのですが、船の1番高い所で、かつ一番端っこ。つまり、この船の中で最も揺れ幅の大きい場所にあるんです。上記のメリットが、波があると逆に一番のデメリットの原因になり得るわけですね。今回の船旅では、季節外れの台風の余波で結構揺れがありました。酔い止め薬:アネロン「ニスキャップ」のおかげで何とかなりましたが、なかったと思うと・・・・ 自分の先見の明を、ここでは褒めてやりたいです(笑)
さて、4月からプラスチック新法だか何だか知らんが実にくだらない法律が施行されたおかげで少し心配していた歯ブラシ等の消耗品ですが、フェリーにはありました。ついでに言うと、この後宿泊したすべての宿に置いてありました。レジ袋の有料化もそうですが、あんな一般市民をコケにするような法律はすぐにでも廃止してほしいものですな。ホンマ、アホかと思う 改正すべき肝心な法律は放置で、こんなしょーもない法律だけすぐにやりやがって
すみません、話が逸れました
妻が気に入った洗面台の気の利いたカランを最後に
それにしても・・・・どうでしょう、これが船の中とはとてもとても。普通のビジネスホテル並みの設備は十分備わっていると思いませんか。言われなければわからないくらいには。2名1室の素泊まりで1泊2日、クルマも一緒に名古屋から仙台まで移動して、食事は別ですがこれで〆て36,800円。私は十分なコスパだと感じました。1等の部屋だともっとお得に感じられたことでしょう。
次回は船内の散策を。
定年旅行_その4_船内散策 [定年旅行~第二次東北旅行]
船室に荷物を下ろし、一息ついた後、船内の散策に行きました。何せ広い、時間はたっぷりあるとなると、好奇心がワクワクウキウキ、です ブログのネタにも事欠かない(笑)
さて、あらためて書きますが、乗船した船の名前は「きそ」。下に「名古屋」とありますが、これはこの船の本拠地がどこか、みたいなものだそうです。太平洋フェリーという会社は名鉄グループに属しており、それゆえ本拠地は名古屋になるのだとか。
甲板から撮ったボーディングブリッジ。妻はここを歩いて乗船したわけ。つながった向こうにターミナルが見えます。
インフォメーションは5デッキ。これは後刻撮影したものです。
きそでは、コロナ対策はあちこちで取られています。船の中という、いわば密室のような状況では大事なのでしょうね。そういや同僚も娘が陽性になったとかでしばらく会社に出勤できず、私にそのしわ寄せが一気に押し寄せてきた。正直キツイですわ、2人分の仕事は。
さて、ここは映画などを上映しているサザンクロスというホール。6デッキにあります。通常はピアノなどの演奏会もやるそうなのですが、このコロナ禍のせいで現在は中止。ただ、映画だけは上映することになったのだそう。妻は翌日ここで映画鑑賞でした。『まともじゃないのは君も一緒』だったかな?
これはお湯を調達するスペースですね。持ち込んだカップ麺とかへの対応。レストラン含め、こういう飲食関係の施設はおおむね6デッキにあります。
さて、あらためて書きますが、乗船した船の名前は「きそ」。下に「名古屋」とありますが、これはこの船の本拠地がどこか、みたいなものだそうです。太平洋フェリーという会社は名鉄グループに属しており、それゆえ本拠地は名古屋になるのだとか。
甲板から撮ったボーディングブリッジ。妻はここを歩いて乗船したわけ。つながった向こうにターミナルが見えます。
インフォメーションは5デッキ。これは後刻撮影したものです。
きそでは、コロナ対策はあちこちで取られています。船の中という、いわば密室のような状況では大事なのでしょうね。そういや同僚も娘が陽性になったとかでしばらく会社に出勤できず、私にそのしわ寄せが一気に押し寄せてきた。正直キツイですわ、2人分の仕事は。
さて、ここは映画などを上映しているサザンクロスというホール。6デッキにあります。通常はピアノなどの演奏会もやるそうなのですが、このコロナ禍のせいで現在は中止。ただ、映画だけは上映することになったのだそう。妻は翌日ここで映画鑑賞でした。『まともじゃないのは君も一緒』だったかな?
これはお湯を調達するスペースですね。持ち込んだカップ麺とかへの対応。レストラン含め、こういう飲食関係の施設はおおむね6デッキにあります。
その他にもラウンジやピアノ
装飾物も見るだけで楽しく、
ゲームセンターもあって、退屈しない工夫が随所になされていました。
装飾物も見るだけで楽しく、
ゲームセンターもあって、退屈しない工夫が随所になされていました。
大浴場もあり、海を眺めながらの入浴はまた格別。揺れによって湯も同じように動くのがまた楽しい。(もちろん酔わなければ、だけど) 揺れのひどい日は、湯がこぼれてしまって半分くらいになってしまうそうです。今回はそれなりに揺れたものの、湯が半分になるというほどではなかったのはよかった。
ちなみに大浴場は、入港30分前までであればいつでも入浴可能。
夜の間に男女が入れ替わるということはありませんでした(当たり前)。
いろんなレリーフや楯。この船でロケをした芸能人さんのサインなども飾られていました。
中央部には、あんなに豪華ではないもののタイタニックのような吹き抜けが。
もちろん売店もあって(ただし営業時間は限定的で、常時開いているわけではない)、
寄港地である名古屋、仙台、北海道のお土産、名物などが並んでいます。買い忘れた時にはきわめて便利。値段も普通というか良心的というか、少なくともぼっていないと思います。例えば「カントリーマアムずんだ」は700円で売っていましたが、この後寄った内地のどの土産物屋に行っても同じ700円でした。
飲み物も充実。
一方、自動販売機もそういうコーナーがあって、必要であろうほぼすべてが揃っていました。
私の大好きなSAPPORO クラシックも
ビールはキリン、アサヒ、そしてサッポロと3大メーカーを網羅。第3のビールもあり。ここには写ってないけどノンアルもありました。(せっかくの船旅、あえてあえてノンアルを飲む奴おるんか?)
これは『フェリーあるある』ですね。
テーブルがボルトで固定され、
椅子も同じくチェーンで床に。
船内での食事ですが、1日目の夕食と2日目の朝食は持ち込んだもので済ませました。バイキングはそうそう食べられるものではないし、揺れの心配もあったので。
昼食は当初はバイキングでと考えていましたが、結局マーメイドクラブという、まあ喫茶店みたいなところでカレーをチョイス。ミニサラダを付けました。
この賄いカレー、実は食べたかったのですよ。カレーって、たくさん作れば美味しさがアップしますからね。この具だくさん、かつドロッとした見た目も食欲をそそる
マッシュルームも入ったこのカレー、辛さは抑えられていましたが、なかなか美味かったです。満足満足
最後はこれ。
今どこを航走しているか、を時間毎に描いたものです。船内にありました。窓の外は同じような景色ばかりなので、なかなか参考になりましたよ。
名古屋から航走すること約770km。仙台入港は16:20。いよいよ仙台に初上陸だ
いろんなレリーフや楯。この船でロケをした芸能人さんのサインなども飾られていました。
中央部には、あんなに豪華ではないもののタイタニックのような吹き抜けが。
もちろん売店もあって(ただし営業時間は限定的で、常時開いているわけではない)、
寄港地である名古屋、仙台、北海道のお土産、名物などが並んでいます。買い忘れた時にはきわめて便利。値段も普通というか良心的というか、少なくともぼっていないと思います。例えば「カントリーマアムずんだ」は700円で売っていましたが、この後寄った内地のどの土産物屋に行っても同じ700円でした。
飲み物も充実。
一方、自動販売機もそういうコーナーがあって、必要であろうほぼすべてが揃っていました。
私の大好きなSAPPORO クラシックも
ビールはキリン、アサヒ、そしてサッポロと3大メーカーを網羅。第3のビールもあり。ここには写ってないけどノンアルもありました。(せっかくの船旅、あえてあえてノンアルを飲む奴おるんか?)
これは『フェリーあるある』ですね。
テーブルがボルトで固定され、
椅子も同じくチェーンで床に。
船内での食事ですが、1日目の夕食と2日目の朝食は持ち込んだもので済ませました。バイキングはそうそう食べられるものではないし、揺れの心配もあったので。
昼食は当初はバイキングでと考えていましたが、結局マーメイドクラブという、まあ喫茶店みたいなところでカレーをチョイス。ミニサラダを付けました。
この賄いカレー、実は食べたかったのですよ。カレーって、たくさん作れば美味しさがアップしますからね。この具だくさん、かつドロッとした見た目も食欲をそそる
マッシュルームも入ったこのカレー、辛さは抑えられていましたが、なかなか美味かったです。満足満足
最後はこれ。
今どこを航走しているか、を時間毎に描いたものです。船内にありました。窓の外は同じような景色ばかりなので、なかなか参考になりましたよ。
名古屋から航走すること約770km。仙台入港は16:20。いよいよ仙台に初上陸だ
定年旅行_その5_松島温泉・ホテル大松荘と牛たん [定年旅行~第二次東北旅行]
仙台港には定刻通りの16:20頃に無事到着。
近くのイオンタウンで翌日の朝食のサンドウィッチなどを買い込み、いざ日本三景の松島へ。
っとその前に、これはボーディングブリッジを通って下船した妻と待ち合わせた、仙台港のフェリーターミナルの入り口。壁には11年前の津波が来た高さが記されていました。手前の自動販売機を考えると、その高さや被害の度合いもよくわかります。ここまで来たということは、1Fの受付などは全滅ということですから。改めて、その威力の凄まじさが思い起こされます。
さて、1泊目は松島温泉のホテル大松荘さん。仙台港から一般道で30分ほどだったかな。案外近かった。
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。JR仙石線・松島海岸駅の至近ながら電車の音は皆無というか、まったく気にならなかった。窓が海の方を向いていたからかもしれませんが。
【大松荘HP】
これは朝チェックアウト後に撮影した全景。到着時はすでに薄暗かったので、チェックアウト後に撮影しました。
今回は素泊まりの、ビジネスホテル的な泊まり方でした。
理由はいくつかありまして、
①夕食は名物の牛タンを食べたく、この旅でそれができるのはこの日だけだった
②素泊まりのプランがあるのは、近辺の宿ではここだけだった
③遊覧船の乗船場に近かった
④クルマを預かってくれた(これはどの宿もそうだったと思う)
⑤温泉だった
などなど。まあ、①~③が大きかったですけどね。
館内は昭和感がするのですが、でも清潔でなかなかよかった。従業員の皆さんも親切でした。
とはいえ。
どう見ても「ホテル」というよりは「旅館」だと私は思うぞ
とはいえ。
どう見ても「ホテル」というよりは「旅館」だと私は思うぞ
お風呂もそこそこに広く、気持ちよく浸かれました。他のお客さんと当たることもなく、常に貸し切りの感じ。
露天風呂は広くなく、仕切りもでかくて開放感はない。
チェックイン後にこじんまりとした部屋に行った時にはすでに布団が敷いてありました。うん、これでじゅうぶんだ。
窓からは、隣家の屋根越しに松島の風景の一端が。
夕食は牛たんのチェーン店である牛たん炭焼き利休・松島海岸駅前店さん。宿から歩いて数分のところにあります。実はこの利休は大阪にもあり、現在日本一高いというあべのハルカスのレストラン街の人気店らしい。行ったことないけど。大丈夫だろうとは思ったものの、念のため予約をしておきました。
メニューとにらめっこすること数分、注文は定番の「牛たん定食」と松島海岸駅前店限定の「松島定食」に決定。
お刺身とか一品もんも頼もうと考えていましたが、実はこのときまだ船の揺れが体に残っているというか、刻み付けられていまして・・・・ こりゃあんまりたくさん喰えん、ということで。
それでも残さずいただきましたよ。『出されたものは残さずに』の教えが染み付いとるのです、かつて山をやっていた身には。
待つことしばし、料理が順に運ばれてきました。
待つことしばし、料理が順に運ばれてきました。
食べ始めるときときにはテーブル上のアクリル板は横にどけ、ふたつの定食をつまみあうような感じで。
麦飯は大きい方を私がいただきました。牛たんも二切れが私のお皿に移動したり。
小鉢とサラダがはじめに着皿。
麦飯は大きい方を私がいただきました。牛たんも二切れが私のお皿に移動したり。
小鉢とサラダがはじめに着皿。
こちら松島定食。おお~、これが専門店の牛たんか。なかなかイケますな。ビールに合う。
付け合わせのキャベツもウマイ
牛たんローストの握りは・・・・これは翌日の宿で出る名物料理に雰囲気が似ていなくもない
噛み応えのあるお肉でした。さすが牛たん。
テールスープには歯応えのあるテール肉がふた切れ。もちもちした食感がこころよい。あっさりした塩味のスープとも絶妙の相性とでもいいますか。・・・・何十年と磨き上げられてきた定番の味なんでしょうね。
デザートの和菓子は・・・・ごめん、忘れた 抹茶の何かだったような気はするんだけど。
美味かった。まんぞくまんぞく。
これが大阪で食べられるなら、一度くらいは行ってもいいかもしれない。
(普段天王寺ではラーメンしか食べませんが)
店から一歩外に出ると結構気温が下がっていて、肌寒さが感じられました。そりゃあまだ4月の半ばだもんな。
これが大阪で食べられるなら、一度くらいは行ってもいいかもしれない。
(普段天王寺ではラーメンしか食べませんが)
店から一歩外に出ると結構気温が下がっていて、肌寒さが感じられました。そりゃあまだ4月の半ばだもんな。
さっさと宿に帰って、風呂に入って寝るとしましょう 旅はまだ始まったばかり。
定年旅行_その6_松島散策と昼食は牡蠣 [定年旅行~第二次東北旅行]
今回の旅の主要な目的地のひとつ、松島。言わずと知れた日本三景のひとつ。これまで、天橋立、厳島神社のふたつには行ったことがありましたが、残る東北の松島は未訪でした。これで一応日本三景はコンプリート。
荷物を積み込んだクルマを大松荘さんに預かっておいてもらい、歩いて遊覧船乗り場へ。至近と言っていいほど近くです。ちなみに遊覧船も予約済み。
荷物を積み込んだクルマを大松荘さんに預かっておいてもらい、歩いて遊覧船乗り場へ。至近と言っていいほど近くです。ちなみに遊覧船も予約済み。
手続きをしてもまだ少し時間がありましたので、のんびりと待合室で時間が来るのを待っていました。ところがこれが大失敗で・・・・他の人たちは並んで乗船を待っているのですな。いい席を取ろうと。私たちにはこの観念がすっぽり抜け落ちていた。時間が近付いて乗船した時にはすでに遅し。いい席はほとんどすべて前客たちに占拠されていたのでした。ウィークデーだからと甘く考えていたのが間違いだった。
それでも一応、船の2Fのグリーン席に追加料金を支払って上ったんですよ。ただ、窓際が空いていたのは一番前の方のひとつだけでした。それでもまだ窓際に座れただけよかったかもしれない。
乗り場からお店が立ち並ぶ通りを撮影
乗った船はこちら。
そしてコースはこの仁王丸コース。一番ポピュラーなコースなんでしょう。知らんけど。
乗り場からお店が立ち並ぶ通りを撮影
乗った船はこちら。
そしてコースはこの仁王丸コース。一番ポピュラーなコースなんでしょう。知らんけど。
詳しくは遊覧船のHPをご覧いただいた方がよいかと。
【松島島めぐり観光船】(←クリックどうぞ)
【松島島めぐり観光船】(←クリックどうぞ)
船は10時に出航。
船からは昨夜泊まったホテルがよく見えました。
船に流れる解説を聴きながら写真を撮り、カモメを見、その風景を楽しみました
これが一番人気みたいです。テレビなんかでもよく見る岩礁、仁王島。首のあたりは補修しているとのこと。
これが一番人気みたいです。テレビなんかでもよく見る岩礁、仁王島。首のあたりは補修しているとのこと。
人が住んでいる島もありました。
カキ棚も。
11時前に無事帰港。
ちなみに私たちが松島の遊覧船に乗ったのは、あの知床の悲惨な事故の少し前です。あの事故の後だったら、少し躊躇したかもしれない。まあ、北海道の荒々しい海と比べたら松島は瀬戸内海みたいなもんでしょうから心配は要らないと思いますが、それでもあまり気持ちの良いものではなかったような、そんな気がします。本当に罪深い事故です。
陸地に上がったら時刻は11時。昼食にはまだ早い。で、予定通り付近を散策しました。まずは有名な瑞巌寺へ。
伊達家の菩提寺は桜が満開で、とてもよかった。周囲の雰囲気も、歴史を感じさせてくれて印象深い。梅もきれいだった。
時間も12時を少し回った。そろそろ昼食にしよう。実はどのお店で食べるか決めていたんだけど、宿に置いてあったフリーペーパーを見て気が変わりました。
で、訪れたのがココ、松島かき小屋MATSUさん。
時間も12時を少し回った。そろそろ昼食にしよう。実はどのお店で食べるか決めていたんだけど、宿に置いてあったフリーペーパーを見て気が変わりました。
で、訪れたのがココ、松島かき小屋MATSUさん。
本当な牡蠣の食べ放題に挑みたかったのですが、なにせ今夜はこの旅のメインイベント宿が控えている。そこに向けて牡蠣とはいえ食べ放題はいかがなもんか、とブレーキがかかりました。それにこの直後に約2時間クルマで走らなアカンから当然ビールも飲めないし、となるとそのブレーキは尚更強いものになる。
結局、牡蠣尽くし御膳を選びました。妻は名物の「うーめん」。
2個あった焼き牡蠣はトロリとして絶品、定番のカキフライは汁が口中に溢れて美味し
カキ飯に
カキの佃煮とカキ汁。この、カキの佃煮が美味くて、お土産に持って帰ろうかと考えて賞味期限を店員さんに尋ねると、
「4~5日(※)くらいですかね~?」
とのことだったので、あえなく断念。仕入れたりしたものではなく自家製らしい。
(※聞いてすぐに「これは土産には無理」と思ってしまったため脳が「別に記憶せんでもええやろ」と判断したのだろう、実はこの4~5日という日数は多少あやふやな数字ではある m(_ _)m)
カキ飯に
カキの佃煮とカキ汁。この、カキの佃煮が美味くて、お土産に持って帰ろうかと考えて賞味期限を店員さんに尋ねると、
「4~5日(※)くらいですかね~?」
とのことだったので、あえなく断念。仕入れたりしたものではなく自家製らしい。
(※聞いてすぐに「これは土産には無理」と思ってしまったため脳が「別に記憶せんでもええやろ」と判断したのだろう、実はこの4~5日という日数は多少あやふやな数字ではある m(_ _)m)
うん、機会があれば是非牡蠣の食べ放題に行ってやるぜ 関西は伊勢や赤穂など生産地も少なくないし。
というわけでこの日は、少々不満は残るものの牡蠣を堪能したのでありました
食後、クルマを停めている宿に向けて土産物屋や食事処が立ち並ぶ通りを経て、最後に五大堂へ。
さあ、松島は満足した。次の目的地・米沢まで約2時間。大半は東北自動車道と山形自動車道の高速道路だ。安全運転で行きましょう
定年旅行_その7_湯の沢温泉・時の宿 すみれ【館内編】 [定年旅行~第二次東北旅行]
松島から米沢まで、まずは東北自動車道を一気に南下。
道はよく空いていて、快調なドライブが続きます
東北中央自動車道に接続する福島JCTまであと数十分というあたりだったかな、私のクルマに追随してくる白のスカイラインに気が付きました。私はオートドライブ機能を使って定速で走行車線をクルージングしていたのですが、一定の車間距離を維持したままピタリと追走してくる。それは東北中央自動車に入ってからも続き、米沢八幡原ICで高速を降りてからも続いたのでした。こりゃあ、この人たちと目的地が同じなんじゃないか? 到着予定時刻もチェックインの15時ちょうどくらいだし。
と思っていたら、ある交差点でようやく分かれることに。私はカーナビに従って交差点を左折したのですが、スカイラインは直進。あら、違ったか、と思って走らせていると、また違う地点で合流、今度は当方が後続することに。
・・・・・・で、その結果、やっぱり目的地は同じでした。カーナビ頼みの私と違って、もう何度も来られているリピーターさんなのだと思われます。確認したわけではないけど。
そのお宿とは、ず~~~っと行きたかった時の宿 すみれさん。今回の東北旅行を計画するにあたって、何を差し置いても1番の目的地、宿泊が絶対条件であったお宿であり、旅のメインイベントの双璧の一角でした。本来であればメインイベントは最後まで取っておくのですが、食べまくりの今回の旅では妻の胃袋がもつかどうかが心配で(そのために胃薬も購入したものの)、それゆえにメインイベントを最初の方に持って来て、しかも当日の朝ごはんと昼ご飯を調整するという念の入れよう気の使いよう、楽しみな夕食に備えたのでした
前走のスカイラインに続いて宿に無事到着。
・・・・さすがに感慨深いですね。遠霞さんのブログで初めてその存在を知って以来約10年、ず~っと来たかったお宿。ようやく念願がかないました。
道はよく空いていて、快調なドライブが続きます
東北中央自動車道に接続する福島JCTまであと数十分というあたりだったかな、私のクルマに追随してくる白のスカイラインに気が付きました。私はオートドライブ機能を使って定速で走行車線をクルージングしていたのですが、一定の車間距離を維持したままピタリと追走してくる。それは東北中央自動車に入ってからも続き、米沢八幡原ICで高速を降りてからも続いたのでした。こりゃあ、この人たちと目的地が同じなんじゃないか? 到着予定時刻もチェックインの15時ちょうどくらいだし。
と思っていたら、ある交差点でようやく分かれることに。私はカーナビに従って交差点を左折したのですが、スカイラインは直進。あら、違ったか、と思って走らせていると、また違う地点で合流、今度は当方が後続することに。
・・・・・・で、その結果、やっぱり目的地は同じでした。カーナビ頼みの私と違って、もう何度も来られているリピーターさんなのだと思われます。確認したわけではないけど。
そのお宿とは、ず~~~っと行きたかった時の宿 すみれさん。今回の東北旅行を計画するにあたって、何を差し置いても1番の目的地、宿泊が絶対条件であったお宿であり、旅のメインイベントの双璧の一角でした。本来であればメインイベントは最後まで取っておくのですが、食べまくりの今回の旅では妻の胃袋がもつかどうかが心配で(そのために胃薬も購入したものの)、それゆえにメインイベントを最初の方に持って来て、しかも当日の朝ごはんと昼ご飯を調整するという念の入れよう気の使いよう、楽しみな夕食に備えたのでした
前走のスカイラインに続いて宿に無事到着。
・・・・さすがに感慨深いですね。遠霞さんのブログで初めてその存在を知って以来約10年、ず~っと来たかったお宿。ようやく念願がかないました。
ここであらためて書き記しておきます。
この旅は、すべてではないにしろ、ネット友である遠霞さんの追っかけ的要素に満ち溢れています。すみれさんを筆頭に少なくとも6か所、私が失念しているものも含めればおそらくは10か所以上はその足跡を追った旅になっているのではないでしょうか。よって、宿などの詳細は遠霞さんのブログに詳しいし、私のものは二番煎じに過ぎません。ただ、この歳になると面倒でなかなか旅の記録なんて残せるものではありませんし、そういう意味で今回の旅の備忘録的にこのブログを活用しようと考えています。
遠霞さん、本当にありがとうございました。
ウェルカム抹茶をいただいた後お部屋へ。
部屋は「あずま」。1Fの奥の方。この部屋は遠霞さんがよく泊まられている部屋だったと思います。茶室風ということで、靴脱ぎ場から部屋へは躙り口がありました。一度だけですが、頭を打ったことを告白しておきます(笑)
奥から見たらこんな感じ。左の扉がトイレで手前が洗面コーナー。
作務衣やタオル類はひとつにまとめられてわかりやすく整頓され、コーヒー類のセット、洗面台も清潔でとても感じがよかったです。布団ははじめから敷かれていました。マグカップがオシャレ
鍵×2個はありがたし。
こういう配慮がうれしい。
窓から見えた山形新幹線。これも遠霞さんのブログ通り。
雪が残っていたのが新鮮でした。聞くと、前週にあらかた融けたんだけど、まだ一部には残っているとのこと。実際、翌日にはさらに大量の積雪を目撃することになり、関西人の私たちは東北の奥深さを思い知ることになる。
一息ついた後は、さっそくお風呂へ。
すみれさんのお風呂は、露天風呂付きの大浴場が男女各ひとつと、無料の貸し切り露天風呂が2か所。いずれも100%源泉かけ流し。宿のHPを見ると、深傷を負った猿が湯にひたり、癒しているところを義経の家臣が見つけたのが初めとされているとのことです。・・・・ちなみに『鎌倉殿の13人』、観てます。
この日の宿泊客数はおそらく4組で、ほぼいつでもストレスなく入浴することができました。
大浴場。
大浴場。
この旅ではたくさんのお風呂に入ったので、正直どれがどこだかよくわからなくなっているので、とにかく写真を並べます。
時と光の湯。
雪解け水が轟轟と流れる。
充実のアメニティ。
森と風の湯。いいネーミングだなぁ~ もっと撮っておけばよかった。
次は貸切露天風呂。
小さな階段を下って貸切露天風呂へ。
向かって左側の木漏れ日の湯
そして右側のせせらぎの湯。
湯上りの水の旨いこと。「井戸水」というだけで魅力的。
最後に、ロビーにあった本棚。
見ると私がかつて読了した本が3冊。読んだ本が並んでいるのは、なかなか気分のいいものですね
次はお食事に。これがまた予想をはるかに上回る美味さだったのだ
【時の宿 すみれ】
※追記・・・・今日(5/26)の「ケンミンショー」で、全国No.1の道の駅として、宮城県大崎市の「あ・ら・伊達な道の駅」が結構な尺で紹介されていましたね。
行きましたがな~私、この旅で。詳しくは、というか写真もあまり撮っていなくて全然詳しくないんだけど、一応数枚の写真は載せます。
このブログではほぼ旅の経過通りに書いているので、え~っと、5回先くらいかな?
それにしても、どうせなら出掛ける前に見たかったです。そうすりゃいろいろ変わってたのに。ちょっと残念
定年旅行_その8_湯の沢温泉・時の宿 すみれ【食事編】 [定年旅行~第二次東北旅行]
さて、楽しみにしていた夕食。
飲み物を事前に選んでおいてね、という話だったので、いつもはあまり飲まないワインを選択した私たち。しかし、普段ビールばっかり飲んでいる私にワインの良し悪しなんてわかるわけがない。こういう時は宿のおススメを選んでおくのが一番だろうということで、「時の宿すみれ」と冠されたワインを、白と赤のハーフボトルで選択。
飲み物を事前に選んでおいてね、という話だったので、いつもはあまり飲まないワインを選択した私たち。しかし、普段ビールばっかり飲んでいる私にワインの良し悪しなんてわかるわけがない。こういう時は宿のおススメを選んでおくのが一番だろうということで、「時の宿すみれ」と冠されたワインを、白と赤のハーフボトルで選択。
この名刺大のカードを事前に渡しておくと、食事の際に準備しておいてくれます。
レストランへ行くと、カウンターに案内されました。
本日のお品書き。これがないとどういう料理かわからないのでありがたし。
本日のお肉がずらりと並ぶさまは壮観。もちろんこのうちの一部しか口には入らないのだが。
そういえば、ここ米沢は将棋の駒で有名な天童に近い。
ここで思いもしなかったサプライズが 女将さんがよく冷えたスパークリングワインを持って来てくださり、
「〇〇さんからの定年旅行の贈りものです」
この日にここに泊まることを知っていた友人が、乾杯用(?)のスパークリングワインを贈ってくださったのです。まったく知らなかった私たちはびっくり そして、心から感謝をしたのでした。
〇〇さん、忘れられない思い出になりました。本当にありがとう。開栓の「ポン!」という音がなんと素敵に響いたことか・・・・
ありがたく頂戴し、そのスパークリングワインで乾杯をさせていただきました。
そして食事の開始。
涼しげなガラスの器に盛られた見た目も鮮やかな前菜。その大半を、私は食べたことがない。でも当たり前と言えば当たり前か。だって「創作」料理ですもん。
・しきんぼのクレープ
・アーリーレッドラペ
・米沢牛テリーヌ
・金柑
・米沢牛サラミと生ハムムース桜餅仕立
千本のコンソメロワイヤル。柔らかな味わいが絶品
この辺りで白ワインに突入。
ほほ肉とホワイトアスパラガスのサラダ タブナードソースとともに
ホワイトアスパラがとろけそうだ。
かいのみローストと山菜の瞬間燻製 二色のソースで
お肉が美味しくておいしくて・・・・もっと食べたかったぞ、これは。
ここでお口直し? 遠霞さんがときどき「酸っぱい」とご指摘のグラニテ。要はシャーベット?
たしかにちょっと酸っぱかった。でも確かに口の中がリセットされたような感じになりました。
遠霞さんのニガテなパイナップル入り(^^)
遠霞さんのニガテなパイナップル入り(^^)
大とろポワレのにぎりと昆布締内もものにぎり。
こりゃあ美味い 前夜、牛タンのにぎりを食しましたが、まったく別物ですね。牛タンにあったもちもちした歯応えはなく、適度なかたさがちょうどいい。どちらがどうとはいえませんが、どちらもそのお肉の部位の旨さが出ている感じ。幸せですわ、ホント
ごはんに途轍もなく合うであろう、とも三角のすみれ漬焼き。
遠霞さんはこの料理を「ワイン泥棒」と称しておられましたが、さしずめ私には「ごはん泥棒」ですね。
で、少々フライングながら特別に白ごはんを少しいただいちゃいました。
・・・・うわぁ、これはアカンやつだわ。際限なく食べられるぞ この5倍は食べたいところですが、ガマンガマン(笑)
そして目の前の鉄板ではいよいよステーキの準備です。ウチはサーロイン。
ステーキの前にまくらと春野菜の小鉢 酢みそがけ。
コゴミ(?)が酢みそと相まってうまうま
こらあたりで赤ワインが降臨。宿の名入り。
重厚な器に載ってサーロインが来た。勇壮な器が素敵だ。
私はレアで。3種の塩とワサビが添えられる。どれもお肉と合うねぇ~。あえて選ぶとすればワサビかな。
初めていただいた山形名物・冷汁がウマい。お肉の後にさっぱりとした冷汁はとても美味
そういえば、山形には「だし」という名物もあったな。大阪のスーパーでたまたま売っていたので買って食べたことがありますが、結構好きな味でした。
最後は、牛骨スープ茶漬け。これも美味かったな。
最後の最後までお肉が供せられていて、創作料理の醍醐味が味わえました。また、木のスプーンが温かみがあっていい。最後の最後まで、すべてが洗練されていて美味しかったです。めっちゃ満足
デザートは場所を変えてロビーで。そして、ここでもサプライズがありました。
いや、もう泣くよ、オレは 本当にありがたいことですよ。感謝感謝です
おかみさん、どうもありがとうございました。
この勢いで朝食までいっとこう。
はじめにあったもの。ここにつや姫のごはんとお味噌汁、ヨーグルトが来て完成する。
お、さっき書いた「だし」が豆腐の上に乗ってるぞ。
朝から本当に美味しかった。十分以上にいただきました。ごちそうさまでした。
いやホント、大満足の宿でした。非日常をゆるやかに過ごすにはもってこいの宿。遠霞さんの、宿を探す眼の確かさをあらためて思い知らされました。ただ、大阪からはやはり遠い。これが本当に残念です 次に来られるのはいつになるかなぁ~? 是非再訪したい宿になりました。
私の定年を祝ってくださった皆さま、ほんとうにありがとう。心から感謝です。
定年旅行_その9_この日の移動は上杉神社から [定年旅行~第二次東北旅行]
ぜひまた来たいという思いを残しながらすみれさんを発った後、私たちが向かったのは上杉神社 桜の名所で、日程的に桜が満開なのではないかと辺りを付けての訪問でした。もちろんそれだけが目的ではなかったのですが。~「天地人」観てたし。
到着すると、もう見事なばかりに咲き誇る桜、さくら、サクラ・・・・
眼福でした。この旅の中で一番桜が綺麗な場所だったんじゃないか。かつて行った松本城の桜を思い出しました。堀の周囲に咲き誇っていた風景も似ていたし。
一部には雪が残っているところも。こんな時、ここは東北なんだと実感させられますね。
眼福でした。この旅の中で一番桜が綺麗な場所だったんじゃないか。かつて行った松本城の桜を思い出しました。堀の周囲に咲き誇っていた風景も似ていたし。
一部には雪が残っているところも。こんな時、ここは東北なんだと実感させられますね。
上杉鷹山や景勝、直江兼続の銅像も。
話は変わりますが、駐車場でこんなナンバープレートを付けた軽自動車を見掛けました。運転者さんの許可を得てパチリ (番号の一部は伏せます)
1時間ばかり滞在して桜を堪能し、参拝を済ませたあと、米沢北ICから東北中央自動車道に乗り北上。次の目的地は・・・・冷たい鳥そばのお店へ。ここも遠霞さんの追っかけです。お店の名前はいろは支店さん。高速道路を降りて一番初めにあった鳥そばのお店だった、かもしれない。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。
鳥そば。・・・・いろは支店さんでは「肉そば」という名前でした。ご飯ものもありましたが見向きもせず。
それを頼んでしばし待つ。お? 畳のヘリのこの模様、昨年大流行したアレですね。
それにしても、席が空く暇がないくらい次から次へとお客さんが入ってくる。客層も広い。ガテン系の兄さんコンビや家族連れ。ご年配の夫妻。集会後といった風情のおじさん連れなど。お待ちは出ないものの、風車のような回転のよさ。
聞いていると、よく注文が入ってたメニューはこれでした
前述のガテン系の兄さんのうちの一人がこれを注文。さもありなん。
前述のガテン系の兄さんのうちの一人がこれを注文。さもありなん。
普段ならともかく、すみれさんで美味しい朝食をたっぷりいただいてそんなに時間が経っているわけでもなく、今日の私には普通の鳥そばでじゅうぶん。
待つうちに、ついに着丼。おおお~、これが山形名物、冷たい鳥そばかぁ~~ 美味そうだ。それに量も結構なもんだぞ。
まずはおつゆから。・・・・東北ゆえ塩気が強いのかと身構えていましたけど、そうでもないですね。さっぱりしてますわ。でも・・・・鶏肉が固い。これはヒネだな。悪くないですよ、かなり美味い
そばの量は見た目以上に多い。これなら大盛りと言っても通用するかもしれない。ジャンボだと2.5倍になるそうだが、一体どれくらいあるんだ、と思っていたら、前述のガテン系のお兄さんの片割れが頼んでいた。
・・・・うわ、山盛ってる感じやがな・・・・ ありゃあ喰えん。空腹時なら何とかなるかもしれないけど、今は絶対に無理、というくらいの量でした。
あと2か所廻ってから今日の宿に行くのですが、まず1か所目。
あと2か所廻ってから今日の宿に行くのですが、まず1か所目。
いろは支店さんから1時間ほどでしたか、泊まらず湯にも入りませんでしたが、有名な銀山温泉に立ち寄ってきました。「千と千尋の神隠し」のモチーフだか何だかという旅館の建つ、大正ロマンの温泉街。雪の季節ならもっとよかったんでしょうけど、そういうわけにもいかんしなぁ、ということですが、実はあちこちに雪がいっぱい残っていました。
これは、駐車場から温泉街へ歩いて行く途中の光景。
これは、駐車場から温泉街へ歩いて行く途中の光景。
・・・・上杉神社は桜が満開だったんだぞ
(雪は少し残ってたけど)
駐車場から10分くらい歩いてようやく辿り着く温泉街は、確かに風情がありました。立ち並ぶ旅館の中央に川が流れている図は、城之崎や玉造など、よくある温泉風景ですね。ただちょっと違うのは、川というより「谷」に近くしたがって土地が狭い。だから駐車場は旅館の近くに作ることはできず、建物から離れた場所に作らざるを得ない。結果的に駐車場から旅館までが遠くなってしまうのはつらいところ。荷物が多いと尚更。
下の写真の位置は【ココ】(←クリックどうぞ)。
温泉街の一番奥、街の外れといった場所には、轟轟と音を立てて雪解け水が流れ落ちる滝があり、ここなんぞ周囲はご覧の通りまだ完全に雪国。さすがに山の中は違います。ここは東北、山形県。同じ山の中の温泉でも有馬とはぜんぜん違う。
さて、この日最後の立ち寄り先は、これまた遠霞さんの追っかけであるJR陸羽東線・堺田駅前の分水嶺。わたし、この「分水嶺」という言葉の響きが大好きでして・・・・ 遠霞さんのブログを見て、東北に行ったら是非立ち寄るべき場所のひとつとして記憶していました。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)
流れていた水は農業用水。
透き通ったきれいな水はおそらくは雪解け水で、こういう水を使って作られたお米はきっとおいしいに違いありません。
私がこれまでに訪れた分水嶺は岐阜県ひるがの高原(←クリックどうぞ)のみだったので、東北でも訪れることができたのはとてもいい思い出になりました。
これにて本日の予定はつつがなく終了。さあ、運転もあと15分。今日の宿泊地は『鳴子温泉郷』だ。
これにて本日の予定はつつがなく終了。さあ、運転もあと15分。今日の宿泊地は『鳴子温泉郷』だ。
定年旅行_その10_鳴子温泉郷・鳴子 風雅【館内編】 [定年旅行~第二次東北旅行]
さて、関西にもその名を轟かせている名湯、鳴子温泉。
ここは一度は行ってみたかった温泉でした。でも、有名な温泉郷であればあるほど宿の数が多くなり、選択の苦しみも増す。遠霞さんの追っかけという観点からは、ここは川渡温泉 「山ふところの宿 みやまさん」、なのですが、今回選んだ宿は鳴子 風雅さん。
理由はいくつかあり、ひとつは暖炉があったこと、ひとつは滝の湯が至近距離にあったこと、もう一つは「大人の隠れ家」というキャッチコピーが何となく気に入ったこと、でしょうか。宿泊費も、高くもなく安くもなくという感じでしたし。
鳴子温泉郷は、なんか少し、さびれた感じがしました。宿泊したのが平日のど真ん中だったからか、賑わいというものが感じられず、兵どもが夢の跡、のような? 正直、少し意外な感じがしたことは否めません。
到着時の外観。右側が客室で、平行に通っているのが渡り廊下。ここを通って、向かって左手奥にある温泉棟に行くことになる。宿の入り口は右側の棟の1F部分。この画像の正面(駐車場)の右。
鳴子温泉郷は、なんか少し、さびれた感じがしました。宿泊したのが平日のど真ん中だったからか、賑わいというものが感じられず、兵どもが夢の跡、のような? 正直、少し意外な感じがしたことは否めません。
到着時の外観。右側が客室で、平行に通っているのが渡り廊下。ここを通って、向かって左手奥にある温泉棟に行くことになる。宿の入り口は右側の棟の1F部分。この画像の正面(駐車場)の右。
ちなみに撮影している私の右側に滝の湯があります。滝の湯には、この後チェックインしてから入りに行きました
1Fの入り口を入ったところにあったロビー。フロントは3Fにあり、このフロアからエレベータで行く造りになっています。ウェルカムドリンクは飲み放題。一部には焼酎やワインもあったような。
とはいえ、そんなに飲めるものではない
鳴子温泉郷は硫黄の影響が強く、すぐに故障するのでこの宿では部屋に電話がないとのこと。
で、連絡は携帯電話でお願いします、ということで電話番号を教えられました。その他、テレビも含め精密機械は故障することが多いらしく、その旨の説明もありました。
実際にこれ、硫黄で腐食が進んだドアロック。定期的に交換するのだそうです。
あ~、写真がひどい。どれもこれも暗い。すみません、お許しください。一応明度は上げておきます。
部屋は441号室。まあ普通でした。スタンダードな部屋を選んだし。
写真はごく簡単に。
奥の広縁の続きにはお化粧スペースがあり、妻は重宝。
では次に別棟のお風呂へ。
あ~、写真がひどい。どれもこれも暗い。すみません、お許しください。一応明度は上げておきます。
部屋は441号室。まあ普通でした。スタンダードな部屋を選んだし。
写真はごく簡単に。
奥の広縁の続きにはお化粧スペースがあり、妻は重宝。
では次に別棟のお風呂へ。
このような渡り廊下を通って男湯へ。隣りには有料の貸し切り露天風呂。
大きめのロッカーに浴衣を放り込みお風呂へ。奥が露天風呂。
硫黄云々と聞かされていましたが、あの独特の香りはほぼ感じませんでした。腐食したドアロックが嘘みたいに。
では次は食事編です。今回は仙台牛のコースを早割で予約していました。