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定年旅行_その16_気仙沼にて(2) [定年旅行~第二次東北旅行]

後編は海の市の「おかえりモネ」展から。
海の市とは、気仙沼市の港に建つ商業施設で、海産物の直売店、レストラン、お土産物屋さんが入っており、世界唯一の「シャークスタジアム」もあります。詳しくは【コチラ】(←クリックどうぞ)

私たちは、今回の旅のおみやげ物はおおむねここで買いそろえました。考えていたほとんどのものがここで買えましたし、何より宿から徒歩5分と近くとても便利でしたので。

さて「おかえりモネ」展。興味のない人にはまったく意味のない、でも好きな人にはたまらない展示物の数々。私はすっかり楽しんできました[わーい(嬉しい顔)] だって、そのために気仙沼に足を運んだといっても言い過ぎじゃないですからね[揺れるハート]

すべての写真を載せたい気分ですが、まあ抜粋で。

仙台港にもあった表示ですが、あの津波の凄まじさがここかしこにあります。自販機の上端が写っていますが、それよりもはるかに上の方・・・・。
1.2Fを見上げて.jpg

以下は、モネちゃん好きな方だけが楽しめる画像[るんるん]
2.始まる.jpg
3.ご家族.jpg
4.妹のみーちゃん.jpg
5.ご家族-3.jpg
6.タイトルバック.jpg
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8.ロケに立ち会いたい.jpg
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11.ラジオブース.jpg
12.汐見湯.jpg
13.風が吹きます.jpg

おっと、このシーンのロケ地が午前中に行った亀山のレストハウス前の小広場ですね。
14.ここに行った.jpg

前回記事のココね [右斜め下]
13.ここでブラバンのロケがあったんだ.jpg

「おかえりモネ」展は、10/31まで開催しています。私はもう一度行きたいくらい。
15.仲間たち.jpg
27.ラストは汐見湯.jpg

その後、隣接しているシャークスタジアムで鮫の展示を見学し、
17.シャークスタジアムに行って.jpg
18.サメがいて.jpg
19.歯は本物だったと思う.jpg
[右斜め上] この模型のサメの歯は本物らしいです。こんなんに嚙まれたらたまったもんじゃないな[がく~(落胆した顔)]

で、次に向かったのは魚市場対岸の神明崎浮見堂。最終回近くで、菅波先生とモネちゃんがデートした場所。モネちゃん好きの遠霞さんもきっとご覧になられたはず。
「あ~~~、あそこかぁ~[exclamation&question]」という声が聞こえてきそうだ[わーい(嬉しい顔)]
20.浮見堂-1.jpg
21.浮見堂-2.jpg
23.浮見堂-4.jpg

途中に建つ恵比寿像は3代目。2代目は東日本大震災の津波で行方不明となり(その後発見された)、その後サッポロビール社の主力商品のひとつであるヱビスビールの縁で再建が実現したとのこと。詳細は【コチラ】(←クリックどうぞ)詳しい。
24.恵比寿像.jpg
25.恵比寿像.jpg

海の上の回廊は本当に気持ちよくて、たしかにデートにもってこいの場所でした[ぴかぴか(新しい)]
さて、気仙沼は次回の朝食編でおしまい。旅も終盤戦に突入です。
磯村さんでもう1泊した後、次の宿はふたつめのメインイベントなのですが、その途中にこれもマストだったあのお寺に寄ってから。
26.湾と漁船を望む.jpg

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定年旅行_その17_気仙沼・網元の宿 磯村【朝食編】 [定年旅行~第二次東北旅行]

では朝食を2日分まとめて。まあ写真の羅列になりますが、そこはご容赦を。
まずは1日目(というか2日目)。ちなみに旅の6日目と7日目の朝です。
左のアルミホイルで巻かれたヤツは土鍋のごはん。前夜に伝えておいた時間に炊き上がるようにしてくれています。巻いているのは保温のためでしょう。

1.はじめに.jpg

ハーフバイキング(?)からは、温泉玉子、牛乳、納豆を。
コーヒーは持ち帰られるようになっていたので、専用のカップに入れて部屋でいただく。
2.納豆や玉子は自由に.jpg
3.牛乳~.jpg

朝からそそるラインアップ。いつも思うのですが、旅館の朝食は普段の夕食並みです。
(普段どんだけ粗末なもんを食べてんねん?と言わないでね)
4.まだ未完成.jpg

空いたスペースに茶碗蒸しが着陸。
5.着陸茶碗蒸し.jpg

少し後に来た鯖の味噌煮とお味噌汁。おみそ汁の具は、何かの海藻だったかな? まさかフカひれではないよね。
6.完成.jpg

明太子、じゅんさい、イカの塩辛・・・・まるでビールのアテじゃないか(笑)
7.明太子~.jpg

小さいながらもお刺身が。
8.お刺身など.jpg

ごはんは炊き立て。
9.ごはん.jpg

海の宿の朝食、魅力的で、何より美味しい[揺れるハート] そりゃあ、出張の力になりますわ。

・・・・・・

では2日目(3日目=出立日)の朝食。組み立ては変わらないけど、内容は変わる。
11.大体はじめから.jpg

ベジファーストということでまずはサラダを平らげ、3つの小鉢でごはんが進む。
12.小鉢が3つ.jpg

やはりお刺身は付く。妻の分まで頂戴しました。山芋イクラはごはんに合います。
13.山芋イクラが飯に合う.jpg

ひじき、こんにゃくの煮物も、魚の塩焼きも、すべてがごはん泥棒。
14.煮物と.jpg
15.今日は塩焼き.jpg

2泊した網元の宿 磯村さん。温泉ではなかったけど選択は間違いじゃなかった[わーい(嬉しい顔)] 
コストパフォーマンスに優れたとてもいい宿でした。ありがとうございました。次に気仙沼に泊まることがあるとすれば、おそらくまたここを選ぶことでしょう。

さ、旅もいよいよ終盤戦に突入です。今日の予定は、これまた若い頃からず~っと行きたかった中尊寺の金色堂を見学し、後半のもうひとつのメインイベントの宿に投宿します。

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定年旅行_その18_中尊寺 [定年旅行~第二次東北旅行]

ここは中尊寺。岩手県の南部、平泉町。宮城と山形を中心とした今回の旅では、中尊寺は「かすめた」という表現がぴったりという感じです(笑)
それでもどうしても行きたかったお寺。気仙沼から50㎞ちょい、途中の道の駅に立ち寄りつつ、約1.5時間で到着。

手前の食事処が立ち並ぶ駐車場を避け、坂の上にあるその名も「坂の上駐車場」に。ちなみにこの駐車場は下より100円高い500円です。今回は妻が結構疲れていたので、歩く距離をできるだけ少なくしようとした次第。それでも山の寺だけあって、階段上りは必須。ゆっくりゆっくり上りました。そうそう、この駐車場には神戸ナンバーのクルマが停まっていましたね。さすがに全国クラスの知名度を誇るお寺だけあります。「鎌倉殿の13人」にも出て来るし。
と思っていたら、5/22の放送できっちり紹介されていましたね。
1.階段を上る.jpg
2.中尊寺.jpg

ポストも個性的。
3.ポストもちと違う.jpg

色んなお堂が山内に点在する。
4.不動堂.jpg
5.峯薬師堂.jpg
6.大日堂.jpg

参道を振り返ると、平日でも人は来る。
7.参道を振り返る.jpg

梵鐘もある。
8.梵鐘.jpg

そして中尊寺でもっとも有名な金色堂。ここを見学するためだけに参拝料が必要。800円はちょっと高いんじゃないの?と一瞬感じましたが、しかしこれだけのものを維持する費用は大変なものだと思うし(想像もつかない)、そう考えればこれも当然だと考えるようになりました。
残念ながら写真は不可。
9.金色堂.jpg

実際にこの目で見た金色堂は素晴らしかった。現代より900年も前に建立されたというこのお堂は、金色に輝くだけでなく、螺鈿細工も何もかも美しく、まさにこれこそ「国宝」、国の宝でした。こういうものが今でも残っているというのが凄いですね。思わず息を吞む・・・・美しさ[ぴかぴか(新しい)]

芭蕉の句碑もあり。
11.芭蕉句碑.jpg
12.芭蕉-2.jpg

これが現在の一代前の金色堂覆堂。
13.1代前の金色堂覆堂.jpg
14.その案内.jpg
15.中央の柱.jpg

散った桜の花びらが綺麗でした[かわいい]
16.桜の花びら.jpg

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定年旅行_その19_旬菜湯宿 大忠【館内編】 [定年旅行~第二次東北旅行]

米沢の時の宿 すみれさんに続くふたつめのメインイベント宿は、蔵王の麓 遠刈田温泉の旬菜湯宿 大忠さん。云わずと知れた先達、遠霞さんの常連宿です。
おそらく関西人の大半は「遠刈田温泉」の名を知らない。読み方ももちろんわからない。普通なら「とおかりた」とか、せいぜい「とおかんだ」か。その名前を正確に「とおがった」と読める人はきわめて稀ではないか。
かく言う私も、遠霞さんのブログを読むまでは、蔵王は知っていても、その「遠刈田」という温泉名はまったく知識にありませんでした。

今回も、
「定年旅行はどこ行くの?」と訪ねられ、
「宮城と山形がメイン。気仙沼とか湯の沢温泉や鳴子温泉、それと遠刈田温泉に泊まる予定」と回答するも、遠刈田温泉を知っている人は皆無でした。
「ん? とお・・・? どこ?それ」
と聞き返されるのがオチで、すみれさんの「湯の沢温泉」もほとんどの人が知らなかった。
まあ、ことほどさように関西人にとって東北は遠いというわけです。気分は坂上田村麻呂?
さて、そんな関西人には縁遠い遠刈田温泉の大忠さん。
遠霞さんが何度も再訪される宿なのだからアカンわけがない。すみれさんと同じくメインイベントとするのは当然といえば当然。そしてそこをこの旅の最後の宿に持ってきたわけです。
(ちなみに次は東京に行って娘んトコに1泊、その後私一人で帰阪の予定なので、旅館泊りはここがラスト。文字通りのメインイベント[exclamation]
1.全景.jpg
2.入口.jpg

入ると応接セットがあり、すぐに受付カウンター。小さな宿を謳うだけあって、こじんまりとした中にも機能性は高い。
3.玄関応接セット.jpg
4.らしくない受付.jpg

左手奥には食堂があり、その手前右に飲み物のカウンターがあります。
何を隠そう、妻に隠れてビールを2杯いただいたのはこの私。風呂上がりの1杯はもうたまらん[exclamation×2] 幸せなことこの上なし[ビール] きっと遠霞さんもこっそり飲んでいるに違いない。いや、絶対に飲んでいる(キッパリ)[わーい(嬉しい顔)]
5.左奥に食堂、手前右にカウンター.jpg
6.湯上りにオランダのハートランドビール.jpg

畳敷きの廊下をたどってお部屋へ。
廊下のあちこちにある飾りがいい感じです。
7.廊下-1.jpg
8.廊下-2.jpg
9.廊下-3.jpg

それにしても段差が多い。あちらこちらにあります。バリアフリーとは対極の位置にある宿ですね。斜面に立てられた建物ですので、もうこれはどうしようもない。割り切るしかありありませんね。
まあ、若い人には何ら問題はないけど、高年齢の方はしんどいでしょう。
私? 全然大丈夫ですよ。訪問時には還暦目前でありましたが、まだまだ元気[ぴかぴか(新しい)]

お部屋は2Fの竜胆(りんどう)。これまた遠霞さんの追っかけですよ。
4~5段階段を上がった左のお部屋。手前には図書室がありました。
10.段上左が竜胆.jpg
11.図書室.jpg
31.扉がイイ.jpg

窓際のソファスペース(リュックとか置いてますが)。
この左奥にちらりと写っている白い金属棒を曲げたヤツ、これタオル掛けでした。しかもスイッチを入れると熱くなるスグレもの。タオルを乾かすのに大活躍。最初は使い方が分からなかったんだけど、何となくそうじゃないかと思って使用してみました。
12.ソファスペース.jpg

寝心地のいいベッドに、
13.ベッド.jpg

ステレオも。その右が洗面台。さらに奥がトイレ。
14.ステレオ.jpg
30.クローゼット~.jpg

ローゼットの引き出しにあった作務衣は着心地よし。
15.作務衣.jpg

何か、自分の写真撮影の下手さに辟易としてきます。なんでこんなに暗い?[もうやだ~(悲しい顔)] 
AUTO任せはアカンということか。アングルも悪いし。

さて、ではお風呂に。
こちら大浴場がふたつと、空いていればいつでも入れる貸し切り風呂が3つ。
大浴場はたしか入れ替えなしだった(と記憶しています)。
貸し切り風呂は結構埋まっていましたが、大浴場はほぼ一人で浸かれました。天気も良くとても快適。至福の時間[いい気分(温泉)]
16.大浴場更衣室.jpg
17.普通に広く快適.jpg
18.タイルが素敵.jpg
19.ちょろちょろとかけ流し.jpg

つぎは貸し切りの方。到着後2時間ほどで3つとも制覇はしましたが、ちょっと駆け足気味だったので、日が暮れてからじっくりと浸かりなおしました。

まずは一番左の岩風呂風。札をひっくり返して入る。
20.後で札を反転.jpg
21.いい感じ.jpg
22.いい感じ-2.jpg
23.いい感じ-3.jpg

中央のお風呂は陶磁器のやつ。ここはめっちゃ熱くて、結局1回だけしか入らなかった。
24.真ん中の陶磁風呂.jpg
25.熱かった.jpg

右の檜(?)のお風呂。若干狭いが問題なし。ここに一番よく入ったかもしれません。
26.右の貸し切り風呂.jpg
27.第3の貸切風呂.jpg

扉の把手が凄いことになっている。
28.把手が・・・・.jpg

かけ流しの、ちょうどいい湯温の明るい風呂にのんびりと浸かる。この上ない至福の時間なり。
世間様はまだまだ働いている時間なのに申し訳ない・・・・と少しだけ思うことにしよう。

そしてまた湯上りの一杯[ビール] なんて幸せなんだ・・・・[るんるん]
31.風呂上がりの一杯.jpg


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定年旅行_その20_旬菜湯宿 大忠【食事編】 [定年旅行~第二次東北旅行]

楽しみにしていた夕食は18:30から。この旅での云わば「最後の晩餐」です。メインイベントの第2弾でもある。

はじめに並んでいた前菜。メニューには「蔵王彩り前菜」との紹介が。
左半分は、
・空豆真丈
・蔵王産ブランド豚「JapanX」アスパラ蕗味噌焼き
・竹の子と烏賊 木の芽和え
・菜の花サーモンとんぶり
2.左半分.jpg

右半分は
・桜白和え
・海老手毬寿司
・鶏 蔵王チーズ焼き
・岩魚雲丹焼 穴子二身焼
3.右半分.jpg

どれも手の込んだ一品ばかりで、手を付けるのが惜しくなるような彩りと繊細さ。ずらりと8品が並んだ様は壮観と言ってもいい。
さてどれからいただこうかとあれこれ迷いながらまずは乾杯。胃のしんどさがまだ残る妻はウーロン茶。私はいつものビールで[ビール]
4.乾杯.jpg

おばんざいは、切り干し大根と浅漬けと、後でおでんも。
5.おばんさいから-1.jpg
6.おばんざいから-2.jpg

おばんざい、おいしそうな料理が大皿でずらりと並んでいます。
7.おばんざい-1.jpg
 
ただしかし、胃の調子がよければ、といいますか、この宿が例えば最初の方であればもっといただいたと思うのですが、なにせ今夜はすでに7泊目、昼をあまり食べていなくても完全な空腹にはなっていない。思ったよりも食べられなかったのが少し残念ではあります。
え? これだけ食べれば十分? めっちゃ食べてるやん・・・・まあそういう見方もできますか[わーい(嬉しい顔)]

ここで白ワインの登場。
8.白ワイン登場.jpg

つづいてお造り、宮城県産平目 雲丹包み桜風 雲丹醤油
飛び出てくるような意匠の、鮮やかな緑色のお皿が魅力的でした。
9.お造り.jpg
10鮮烈なお皿.jpg

揚げ物は、大忠名物 きのこと竹の子の包み揚げ
これ、絶品でした。めちゃめちゃウマい。中には半熟玉子が入っていて、それがきのこや竹の子と絡まってトロトロのうまうま[かわいい]  宿の方が、「これは引っくり返して裏から食べるのがコツ」と教えてくださったので、上手く、こぼさずにいただくことができました。妻なんて、包んだ部分を残して内部だけ食べきるというワザをいきなりマスターし、うま~く食べていました。私もお皿にこぼさず食べきりましたよ。
(ちなみに遠霞さんは、今は大丈夫だけど、かつてはお皿によくこぼしたという話はここではナイショにしておきます[わーい(嬉しい顔)]
11.きのこと竹の子の包み揚げ.jpg
12.裏からいただくのがコツ.jpg

ここでお口直しのレモンシャーベット。・・・・酸っぱい。
13.レモンシャーベット.jpg

そして、メインのお料理の第1弾。金目鯛の煮魚&蔵王のお野菜 炊き合わせ。
これは、食べずに残しておきました。ごはんと一緒にいただくのは、次のお肉よりこちらの方がいいと考えたので。
そして、メイン第2弾は蔵王牛のサーロインステーキ[exclamation×2] 付け合わせはめんこちゃんニンニクと岩出山 中森豆腐店の厚揚げ。私はこの緑の野菜が美味しかったです。
15.蔵王牛サーロイン.jpg
16.肉と野菜.jpg

先ほどの金目鯛、それと妻から回ってきたお肉と一緒にごはんを。ごはんは蔵王源流米「ひとめぼれ」、お味噌汁はでっかい仙台麩入り
17.ごはんと味噌汁.jpg
18.仙台麩の味噌汁.jpg

デザートはミルクプリン。あたたかい紅茶で〆ました。
19.ミルクプリン.jpg
20.紅茶で〆.jpg

メニューには、お食事一品一品に合う飲み物が「おすすめマリアージュ」として紹介されていました。大体、お宿がこのお料理にはこのお酒、と奨めるものに悪いものがあるわけがない。
「ZAO 純米吟醸K 春色 SHUN SYOKU」とか「刈穂 山廃純米 超辛口」、「日高見 純米魚ラベル」なんて、ムチャクチャ美味しそうじゃないですか。どれもこれも飲みたいよ~と切望はするものの、奨められるままに飲んだら間違いなく酔いつぶれるか二日酔いになることは必定。そう、私はあんまりお酒には強くないのです。若い頃にはそれなりに飲んだものですが、もはや還暦寸前、無理はできません。それに、翌日から2日間で計約900㎞を走らにゃならん、となると深酒はできませんので。ここはガマンガマンでした[もうやだ~(悲しい顔)]
[右斜め下] ちなみに、走るルートはこれ。自分で立てた計画とはいえ・・・遠いなぁ・・・・
29.遠刈田温泉~大阪.PNG

続いて朝ごはんも。
昨夜に引き続き、おばんざいがずらりと並ぶ。
朝からスパークリングワインは罪なり[もうやだ~(悲しい顔)] カレーは食べず。豆腐は絶品[るんるん] おそらく昨夜の厚揚げの中森豆腐店製でしょう。豆の旨み、甘みが感じられてうまうま。ついお代りをしてしまうくらいに美味かった[あせあせ(飛び散る汗)]
21.朝のおばんざい-1.jpg
22.朝のおばんざい-2.jpg
23.これだけ取った.jpg

の上に、これがテーブルに運ばれてくる。魅力的なことこの上なし。
24.朝ごはん.jpg

朝イチから濃厚デミグラスソースのハンバーグ(ビール飲みたい[exclamation])に、ごはんのお供の鱒の塩焼き。ちょっとだけど明太子がイケる。そういえばすみれさんや磯村さんにも朝食に明太子がありました。九州だけでなく東北でも定番なのかな?(遠霞さん、ご存じ?
25.ハンバーグ+.jpg

サラダとイカの塩辛、奥はまぐろの山かけ。
26.サラダと奥はマグロの山かけ.jpg

お味噌汁は、何とトマト入り。これは初めて食べた・・・・不思議な味でした。でもさっぱりしてたな、夏にはおもしろいかもしれない。一度やってみようかな、という感じです。
27.トマトの味噌汁.jpg

最後はブルーベリーヨーグルトで〆。
28.ブルーベリーヨーグルト.jpg

いやぁ~、美味しかったです。朝からなんとも贅沢な食事。家では絶対に味わえない朝食。
全身手足を伸ばして浸かる温泉に加えて、豪勢な食事のこの非日常感がたまらなく嬉しく、こんな至福の時間を愉しむために働いているんだよなぁ~なんてふと思ったりしました。
30.ラストの1枚.JPG

長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回、ようやく定年旅行の最終回です。あと少しだけお付き合いくださいませ。

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定年旅行_その21(最終回)_最後は水戸・偕楽園 [定年旅行~第二次東北旅行]

旅も残りわずか。全8泊9日のうち、7泊が過ぎました。残るは東京の娘宅での1泊のみ。そして、その最後の夜がおそらくは一番狭く、寝にくいであろうことは明白なり。

後ろ髪を引かれる思いで大忠さんを後にし、東北道・村田ICを目指すその途中、寄ったのが産直市場みんな野。ここが遠霞さんの追っかけのラストかな。いや、もうひとつあるか。
1.産直市場みんな野.jpg
【産直市場 みんな野】(←クリックどうぞ)
ここで、娘と、翌日(最終9日目)ランチを共にする又従兄弟のために新鮮な野菜を購入。大阪では売っていないような野菜も多数あり、娘や又従兄弟には喜ばれました。

買い物を終えた後、村田ICから東北自動車道に乗り、一路東京を目指す。
・・・・と、その前に。

郡山JCTで磐越自動車道に乗り換えた後、常磐道を経て目指したのは、茨城県水戸市。もちろん私は初上陸なわけですが。
大忠さん最寄りの村田ICからカーナビに従って那珂ICで降りるまで約240㎞。
いや~、これは走り応えがありましたね。走っても走っても着かない。特に磐越道が長く感じられた。まだ常磐道にすら乗ってないのかよ、と毒づきながらクルマを走らせていました。定速走行ができるクルマなのでよかったですが、アクセル踏みっぱなしだと右足がつったかもしれない。それに、知らない地名ばかりで今どこを走ってるのか見当すらつかず、よけいに長く感じられました。知ってる地名って、「スパリゾートハワイアンズ」くらいなもんでしたから(地名じゃないけど)。もっとも、それすら福島県内にあるということくらいしか知識になかったので、「やっと知ってる名前が出てきた」くらいなものでしたが。

1時間おきにSAやPAに停まり、カーナビの残り距離を見ながらひたすら水戸を目指すこと約4時間。ようやく目的地である偕楽園に到着です。遠かったぁ~~~[ふらふら]
云わずと知れた日本三大名園のひとつ。金沢・兼六園、岡山・後楽園はここ5年くらいの間に訪れていましたので、これで日本三景に引き続き、三大名園もコンプリート。この旅の目的のひとつは達成[exclamation×2]

それにしても偕楽園。行ってみて感じたことは、ここは梅の季節に来ないとアカンな、ということ。今さら言うまでもありませんが、園内至る所に梅が植えられ、季節には華やかで素晴らしい景観であろうことは十二分に想像されました。
私たちが訪れたこの季節は、その片鱗がうかがえるといった感じで、まあ時季外れの感は否めませんでした。

この日が平日だったこともあって駐車場は空いていました。シーズンには駐車場待ちのクルマが並ぶんだろうな。
[右斜め下] 駐車場から園へ行く陸橋からの写真。JRの特急「ひたち、ときわ」は頻繁に走行していた印象 [電車]
2.実は私は隠れ鉄ちゃん.jpg

それでも、徳川斉昭らが建てたという好文亭を見学、幕末の一個の巨像を偲びつつ園内を散策。
3.案内図.jpg
4.好文亭.jpg
5.好文亭-2.jpg
6.園内-2.jpg
7.園内-1.jpg
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偕楽園のHPに「キリシマツツジ」とあるツツジ。好文亭から見たツツジはたしかに格別でした。深紅の赤で、そこだけは風景から浮かび上がっているように見えましたよ。
10.キリシマツツジ-1.jpg
11.キリシマツツジ-2.jpg

その後も園内をぶらぶらと歩いた後、駐車場のクルマに戻っていよいよ東京へ。
12.園内5.jpg
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1時間半足らずで着くはずが、三郷料金所の手前で渋滞にはまり、結局2時間以上かかって娘の家に辿り着いたのでした。

ここで付け加えておこうと思うのは駐車場のこと。娘の住むマンションには来客用の駐車スペースなどあるわけもなく、普通なら近隣のコインパーキングに停めざるを得ないところ。ところが、都内のコインパーキングなんて1泊2日となるといくらかかるかわからない。万を越えたという話も聞いたことがあります。
で、いろいろ探したのですが、行き当たったのは「タイムズのB」(←クリックどうぞ)というシステム。会員になっておけば、希望の地域の登録駐車場が(空いていれば)格安で使えるのです。それを利用して、今回の駐車では2日でわずか1,000円で済みました。停めている間は出し入れ自由(駐車場にもよるようですが今回はそうだった)。ちなみに駐車場所はとある店舗の立体駐車場の屋上でした。
ネックは娘の家から駐車場所まで徒歩7~8分かかったこと。マンション前で荷物を降ろしてクルマを動かしたのですが、ちょいと面倒ではありました。そこはコストとの兼ね合いですね。ウチはメリットありと判断しましたが、それが嫌な人もおられるでしょう。選択の問題ですね。
※もちろん私はTimesの人間ではありません。

さて、長らく続けてきました私の定年旅行の報告は今回を持ちまして終了でございます。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
最後に、旅の〆を簡単に。
翌日(=最終9日目)、又従兄弟と会い、お昼ごはんをごちそうになりました。彼の馴染みのお寿司屋さんで、馴染みだけあって出て来るお料理はどれも素晴らしく美味かった。最高でした。クルマだったので当然飲めず、ノンアルとウーロン茶でしたが、お刺身やお寿司は本当に美味かった。今回の旅では気仙沼でかなり美味い海の幸をいただいてきましたが、それに勝るとも劣らない感じか、あるいはそれ以上か。
で、その又従弟夫妻と別れて1人で東京を出たのは15時(妻はそのまま東京に残って孫のお世話と娘宅の断捨離。その後GWに娘と孫と一緒に新幹線で帰阪)。時折り土砂降る雨の中、首都高~東名~新東名~伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道(R25)~西名阪を5~6回の休憩を経て突っ走り、自宅に着いたのは22時過ぎでした。眠気を一切感じなかったのは不思議でしたが、安全運転にはきわめて好都合だった。常時一人だったので、ある意味気合が入っていたのかもしれません。
9日間の総走行距離:1,760㎞、使用ガソリン量:約117ℓ、実燃費:15㎞/ℓはほぼ想定通りといったところでした。楽しくも長く、計画通りには行かない旅でした。でも、行ってよかった。それだけは間違いなく言える旅でしたm(_ _)m

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定年退職を迎えました [あいさつ]

こんばんは。
昭和37年7月生まれの小生、このほど60歳の誕生日を迎え、本日付で定年退職の日を迎えることになりました。
今の会社に中途で入社して34年10か月、ようやくここまでたどり着いたかという感じです。

東京の支店を皮切りに、在職中には引っ越しを伴う転勤が3回、勤務先も延べ5か所を数えグランドスラム達成し、短いながらも単身赴任を経験し、また病に倒れることも複数回・・・・波乱万丈であり、そして順風満帆とはとても言えない会社員生活ではありましたが、まずは一つのゴールにたどり着くことができてホッとしています。

そういうわけで、先日本社で行われた退職記念式典に参席してきました。
感謝状とともに頂戴したのは、まあこんなもん。

〔1〕いわゆる退職金。もちろんこの中は明細書1枚のみで銀行振り込みですよ。金額は・・・・とてもいえるようなもんではありません[もうやだ~(悲しい顔)] それでもこのご時世、いただけるだけありがたいと思わなきゃ、ですね。
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〔2〕「贈」と記されたふわふわの和紙
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ボカシばかりですみません。その中には・・・・以下の目録。
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万年筆、こないだ買ったばっかりなのになぁ・・・・いただけるとわかっていたら買うんじゃなかった[もうやだ~(悲しい顔)]

でも、今どき万年筆って使う人はおられるんだろうか。普段愛用している私なんかは会社ではかなりの少数派で、私以外に万年筆を使っている人って私の知る限り1人しかいない。そして私は実用性重視でカートリッジ式を使っているのですが、今回いただいたのは吸入式。一緒にもらった同級生たちも使うのでしょうかね。会社でも1人1台レベルでパソコンが普及し、筆記具を使用する機会が益々減少している昨今、はなはだ疑問ではあります。
これは後日聞いた話ですが、今の社長が万年筆がお好きだそうで、その人が社長でいる限り定年退職者は万年筆をもらい続けることになるのだそうですよ。

カタログギフトは〇万円相当としておきましょう。温泉旅館の平日2人1泊2日が交換商品の中に入っていましたので、まあそれくらいの価格になるのではないかと。そういや、以前にも大分・日田の温泉旅館や山梨・石和温泉に泊まったりしましたね。あれは銀婚式や勤続30年記念の会社からの贈り物でした[いい気分(温泉)]

今回もおそらく温泉旅館1泊2日と交換することになると思います。どこにしよっかな? 有馬はなかったな、白浜はあったけど。

この日ばかりは勤務先には出社せずともOKとのお達しでしたので、ゆっくり直行さっさと直帰としました。
帰途、昼酒をして帰宅したことは言うまでもありません[ビール]  濃厚こってりなこれと一緒にね[るんるん]
4.濃厚こってり.JPG

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