その1.諏訪大社と釜めし [苔の森と安曇野_2022年7月]
7月のとある日。
4月の定年旅行からまだ3ヶ月と開いていないというのに、もう次の旅の日がやってきました。
計画は、ウチにとってはけっこう長めの3泊4日。定年旅行が8泊もした長~い旅だったので短く感じられますが、とんでもない。4日間は長いよ。
今回は、苔の森に行きたいという妻の長年の希望、それに加えて、妻が何かで見たという安曇野のホテルに泊まりたい、という希望も併せて実現させたものです。
信州=長野県はとにかく広い。テレビの天気予報は地域ごとに細かく区分けされ、その数は両手の指に余り、両足の指を動員してようやく網羅するくらいか、それでも足りない? もちろんどれだけ詳細に報道するかにもよるのですが、とにかく大阪やそこいらとは全く異なります。
この日に泊まる宿には早めに着きたいという希望があったため、大阪をやや早めの時間に発ち、まずは諏訪を目指す。
計画は、ウチにとってはけっこう長めの3泊4日。定年旅行が8泊もした長~い旅だったので短く感じられますが、とんでもない。4日間は長いよ。
今回は、苔の森に行きたいという妻の長年の希望、それに加えて、妻が何かで見たという安曇野のホテルに泊まりたい、という希望も併せて実現させたものです。
信州=長野県はとにかく広い。テレビの天気予報は地域ごとに細かく区分けされ、その数は両手の指に余り、両足の指を動員してようやく網羅するくらいか、それでも足りない? もちろんどれだけ詳細に報道するかにもよるのですが、とにかく大阪やそこいらとは全く異なります。
この日に泊まる宿には早めに着きたいという希望があったため、大阪をやや早めの時間に発ち、まずは諏訪を目指す。
朝食は途中の西名阪・天理PAでホットドッグ+コーヒー。ホットドッグは朝から店内で焼いたばかりという触れ込み。
中央自動車道・諏訪ICを降りてすぐにあるこのお店で昼食。関東の方々にはお馴染み、関西人には馴染みはないもののその名前は聞いたことがある、峠の釜めしの荻野屋・諏訪店さん。今回妻とは、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、一般道の道の駅、そしてドライブインの違いで話が盛り上がったのですが、ここはかつてよくあった典型的な「ドライブイン」でしたね。
中央自動車道・諏訪ICを降りてすぐにあるこのお店で昼食。関東の方々にはお馴染み、関西人には馴染みはないもののその名前は聞いたことがある、峠の釜めしの荻野屋・諏訪店さん。今回妻とは、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、一般道の道の駅、そしてドライブインの違いで話が盛り上がったのですが、ここはかつてよくあった典型的な「ドライブイン」でしたね。
イートインコーナーは座席間の距離が長め。
店内にはこんなぶっとい縄が。御柱祭で使われたもの。隣りには人が跨ったであろう木材も展示されている。この縄を作るのに、いったいどれほどの量のワラが必要なのだろう。想像がつかん。
お客さんの大半が注文する釜めしを私も注文。ちなみに妻はざるそば。
・・・・これまでの経験を活かし、昼ご飯は極力抑えるか、あるいは抜くのが今後の旅の妻の独自ルールです。
釜めしは5分も経たないうちに供されました。どんどん入る注文を見越してすでに作られていたことは間違いない。実際、“熱々”とは言い難い温度ではあった(^^; プラスチックケースの中は漬物。
味は・・・・まあこんなもんでしょう。
チェックインまでの時間を利用して、次に向かったのは諏訪大社。諏訪大社というお社が実は4か所もあるということは、今回の旅の下調べで初めて知りました。どうせなら全部回ろうよ、ということで、まず行ったのが上社・本宮。ちなみに4か所あるお社を回るのに順番の決まりなどはなく、どこからどう回ってもいいらしい(と諏訪大社のHPにあった)。
木材のみで作られたであろう回廊は、歩いていて実に気持ちがいい。
次に行ったのは上社・前宮。彼我の距離はクルマで5分ほど(だったと思う)。
ちなみにどのお社にも、例の、坂から人が乗った木を落とす、御柱祭のご神木が立てられていました。
今回、諏訪大社の四つのお社を周ったわけですが、私が一番印象に残っているのはここです。一番小さかったと思うのですけどね、大小は関係なかった。
今回、諏訪大社の四つのお社を周ったわけですが、私が一番印象に残っているのはここです。一番小さかったと思うのですけどね、大小は関係なかった。
何しろ、傍らを流れている水眼の清流(“すいがのせいりゅう”と読む。ここから1kmほど上流で湧出しているらしい)が冷たくて澄んでいてきれいでした。これが一番印象に残った理由です。
・・・・こんな水で作ったお米は美味しいに違いない。
・・・・こんな水で作ったお米は美味しいに違いない。
ちなみのマンホールの蓋。
そして、翌日になりましたが、下社の秋宮と春宮にも行ってきました。この日の朝に行った苔の森から次の宿への途中にありましたし。(ただ、この間の国道20号線の通過は時間がかかって、ちょいとくたびれた)
まずは秋宮。
注連縄が立派でした。なんでも、出雲大社の注連縄と同じ業者さんが作っているとのことです。どうりで。
お宮参りのご家族もおられました。皆さんの記念写真のシャッターを押したのが私。
お宮参りのご家族もおられました。皆さんの記念写真のシャッターを押したのが私。
そして最後は春宮。ここも程近い距離感で歩いても移動可能。
最後はもうひとつマンホールの蓋。別段意味はないのですが、なんか印象的かつ象徴的でしたので。
これで諏訪大社の四つのお社をすべて訪問することができました。
だからどうということはないのですが、せっかく来たことですし、残すことなく周ることができたのはよかったと思います。一つでも未訪だったら、後になって「やっぱり行っときゃよかった」と後悔しそうですし。
この後、この日の宿泊先のある安曇野を目指します。長野道を走ったら遠い距離ではありません。この時間だとホテルに着くのはチェックインの少し前くらいになりそうだ。ロビーで時間つぶしの読書でもするとしましょう。
準備した本は2冊。百田尚樹著 『野良犬の値段(上)(下)』。すでに読み進めています。上巻の途中で犯人はわかった(・・・・トリックも含めて考えた通りでした)。それでも結末が全く見えない。これをどう着地させるのかがとても楽しみ
この後、この日の宿泊先のある安曇野を目指します。長野道を走ったら遠い距離ではありません。この時間だとホテルに着くのはチェックインの少し前くらいになりそうだ。ロビーで時間つぶしの読書でもするとしましょう。
準備した本は2冊。百田尚樹著 『野良犬の値段(上)(下)』。すでに読み進めています。上巻の途中で犯人はわかった(・・・・トリックも含めて考えた通りでした)。それでも結末が全く見えない。これをどう着地させるのかがとても楽しみ
その2.信州・横谷峡 横谷温泉旅館【施設、お風呂編】 [苔の森と安曇野_2022年7月]
1日日の宿は、諏訪から目的の苔の森≒白駒の池に行く途中にある、一軒宿の横谷温泉旅館さん。「横谷」は「よこや」と読みます。HPはコチラ→https://www.yokoyaonsen.com/
今年で創業99年というから大正時代の創業で、建物は昭和感が満載・・・・ながら、手入れは十分されているようで、不快感のようなものはありませんでした。
宿の1階部分が駐車場レベルで、食事処もこのフロア。ここからエスカレータもしくはエレベータでフロントのある2階に上がります。この画像の右奥が食事処。活けてあるお花は造花ではなく生花でした。お見事
事前に、チェックインに時間がかかるという情報を得ていたので、かなり早めの14:30頃に到着。今回のプランが貸し切り風呂付きのものだったので、希望の時間を取るには早く着くのがベストと考えて早めの到着を目指したのですが、それでも順番は8番目でした。結局貸し切り風呂も希望の時間は予約できず、次善の時間にするしかなかったのはまあ仕方ない。連泊の人もおられましたし。
これは新型コロナウィルス対応のために書かされた。
これは新型コロナウィルス対応のために書かされた。
受付後さっそくお部屋へ。
お部屋は新館・仙峡亭の513号室。エレベータのすぐ近くなのは便利でした。人がよく通る場所ですがうるささは気にならず。
入って・・・・踏み込みの左にトイレ、右側に洗面台と、使うことのないバス。
入って・・・・踏み込みの左にトイレ、右側に洗面台と、使うことのないバス。
トイレの右に飲み水コーナー(給水器)と下に冷蔵庫。左にトイレの扉(引き戸式)が見える。
部屋は広いです。「14畳もしくは18畳」とHPにありました。数えていませんが、おそらくは14畳かと。
奥から撮るとこんな感じ。畳はきれいでしたが、そのほかはさすがに古さが目立つ。でもまあこんなものだと割り切ればそんなに気にならない。
浴衣やタオル類は押し入れの中に鎮座。全サイズが揃っていて選ぶのが便利でした。
窓の外はこんなもの。ちなみに眼下には駐車場があり、居並ぶクルマがよく見える。
場所柄か関東(首都圏)のナンバーが多く、関西のクルマはあまりなかったように思います。だって新宿から諏訪まで200㎞ほどなのに対し、大阪からだとルートにもよりますが近くても350kmはありますので、その差は歴然。そりゃあ関東圏といっても過言ではないでしょう。
場所柄か関東(首都圏)のナンバーが多く、関西のクルマはあまりなかったように思います。だって新宿から諏訪まで200㎞ほどなのに対し、大阪からだとルートにもよりますが近くても350kmはありますので、その差は歴然。そりゃあ関東圏といっても過言ではないでしょう。
下に降ろしていた視線を上げると緑の美しい渓谷が見えました。夜間雨が降ったので、朝に映える緑は清々しかったです。(もっともこの後、それ以上の様々な緑色を目にするのですが)
ではこの宿の一番のウリ、温泉に行きましょう。
フロントの脇を抜け、こんな廊下を通って・・・・温泉棟へ行きます。というか、お風呂は本館の2階部分なんですけどね。
水は湧き水とのこと。湧き水は大体旨い。
スリッパにはポストイットを貼って区別するようになっていました。
早めにチェックインをして荷物を置くのもそこそこにお風呂に直行しただけあって、期待通り空いています。空いてはいるが、それでも前客はいる。
内風呂に人はいない。
露天風呂に急ぐ。この宿のお風呂は露天にこそ価値があると言っても過言ではないのだ。
この階段を降りていくと・・・・ひとつめの露天風呂。
このお湯が凄い 見てください、この表面 なんか膜が張っているぞ。言葉は悪いが、温泉というより鉄工所の排水みたいだ・・・・(失礼しました)。一瞬入るのに躊躇する。それくらいのビジュアルではある。
この膜の正体は言うまでもなく鉄分。膜はパリパリしている。
ここの温泉は湧き出したときは無色透明なのですが、空気に触れたとたんに源泉に含まれる鉄分が酸化してこんな色に変色するのだそうです。有馬温泉の金湯と同じ原理ですね
ここの温泉は湧き出したときは無色透明なのですが、空気に触れたとたんに源泉に含まれる鉄分が酸化してこんな色に変色するのだそうです。有馬温泉の金湯と同じ原理ですね
振り返るとこんな感じ。
そのまま奥のお風呂へと移動。ここでようや前客と遭遇しました。脱衣場にあった浴衣はこの人たちのもの。
流石にここでは写真は撮れない。
でも、ここのお風呂が一番よかったかな。熱くなくぬるめできわめて適温、いつまででも入っていられる感じでした。ここで前客さんと話をする機会があったのですが、この方たちは東京からお越しで毎年この時期に連泊で来られるのだそうです。ここは「これまでに入った温泉の最高峰。なので毎年来るんですよ」とまで言っておられました。この露天風呂、宿の命名は巨石露天風呂。たしかに岩はでかかった
さて、時間になったので次は貸切風呂へ行くとしましょう。時間は夕食前の17:15~。
予約したのは二つあるうちの右側、雪あかり ロビーで鍵を受け取ってそそくさと歩いていく。
さて、時間になったので次は貸切風呂へ行くとしましょう。時間は夕食前の17:15~。
予約したのは二つあるうちの右側、雪あかり ロビーで鍵を受け取ってそそくさと歩いていく。
扉を開けるとこんな感じ。おお~、やっぱり茶色い(笑) しかも相当色が濃い。
2か所から注がれるお湯ははじめは無色透明ながら、すぐに茶褐色に変色。鉄分全開、少し舐めると血の味がします。
入浴目線。眼前の緑色との対比が何とも絶妙でいい気分でした。夏の絵画を見ているような気分。
次は男女入れ替え後の大浴場。
正直、入れ替え前の方がよかった。
こちらは内湯も茶色い。
こちらは内湯も茶色い。
向かって右側に露天風呂の出入り口。外は雨が降っていましたが気にせず向かいます。命名は渓流露天風呂。
こちらの露天風呂の湯の茶色さはマシな方で、多少の透明度はありました。
それでも底までは見通せないのでこの表示は助かりました。というか、これがないと転倒する人が続出するでしょうね。一種のリスクアセスメント。
その3.信州・横谷峡 横谷温泉旅館【食事編】 [苔の森と安曇野_2022年7月]
さて食事編。もっともポピュラーなプランで予約したので、食事処は大広間の一角です。ただ、その中でも最も奥の端っこの方でしたので、比較的ゆっくり食事できました。この写真は座った席から
最初に並んでいたもの。
お刺身はふつうながら、鯉の洗いが信州らしいところ。あとは鮪と甘エビ。正直、鯉の洗いだけでもよかったくらい。もっと食べたかったです。
唐土豆富(もろこしとうふ)。ホント、トウモロコシの甘味がして美味しかった。こんな欠片みたいなヤツじゃなく、一丁でも軽くイケる。
「旬菜」と献立にあった前菜。
・くわい粒マスタード ・袱紗焼き ・蒸し鶏ささ身梅ドレ和え
くわいはほとんど正月しか食べないので、こういう食べ方もあったのかとちょっと感心。
まずは食前酒(かりん酒)で乾杯。
茶碗蒸しはもとからあったので熱々ではない。
小鍋は三元豚の寄せ鍋風。スープが美味かった。
そして牛肉の朴葉味噌焼き。ご飯に途轍もなく合うのだが、火を入れてもらうのが早過ぎた。ご飯に合わせてもっと後にすべきだったとこの日最大の後悔 まだまだ青いわ。
やがて運ばれてきた熱々の揚げたて天ぷら。厨房ではなく、この部屋の脇に専用ブースを作って揚げています。
蓮根とリンゴ。少し遅れて海老。リンゴの天ぷらは甘々で美味 私は甘いものは食べ過ぎ注意なのですが、まあこれくらいなら良しとしましょう。
お凌ぎは、自家製の石臼挽き十割そば。これ、もっと食べたかったなぁ~
あとはごはんと赤出汁です。漬物は野沢菜と大根。写真を撮り忘れましたが、デザートはクコの実入りの杏仁豆腐でした。
次は朝ごはん。
ごはんと飲み物はセルフサービスとなっていました。
はじめに並んでいたもの。というかこれで全部。
温泉玉子、サラダ、じゃこおろし、漬物(梅干し、ワサビ漬け、あと杏?)、イカ刺しに海苔。
左の蓋付きは蒸されて熱々の筑前煮。小鍋のお味噌汁は野菜とワカメでめっちゃ具沢山でした。
最後は何とかベリーのヨーグルト。
これでお腹いっぱいの大満足。苔の森を歩く活力となりました。
最後に、横谷温泉旅館さんでは毎夜ミニコンサートが行われます。この日は男女ペアの何とかさん。聴きに行くのをすっかり失念していました。(これは風呂に行く途中で撮影したもの)
その4.苔の森~白駒の池を歩く [苔の森と安曇野_2022年7月]
2日目の朝、いつもより早めに旅館を出発しました。
というのは、白駒池の駐車場にクルマを停められるかどうか、が心配だったから。いろいろな情報をネットで調べてみると、苔の一番の見どころの時期は夏場とのこと(5月末~10月頃)。まして、コロナ禍で山などへのお出かけが増えているし、さらに訪れたこの日が休日だったため、駐車場が満杯になって停められないことをもっとも危惧していました。
というのは、白駒池の駐車場にクルマを停められるかどうか、が心配だったから。いろいろな情報をネットで調べてみると、苔の一番の見どころの時期は夏場とのこと(5月末~10月頃)。まして、コロナ禍で山などへのお出かけが増えているし、さらに訪れたこの日が休日だったため、駐車場が満杯になって停められないことをもっとも危惧していました。
(駐車場が満杯のときは、30分ほど離れたホテルの駐車場に案内され、そこからバスという気の遠くなるような動きにならざるを得ないところだった)
結果的にその危惧は杞憂に終わったのですが、それでも到着した9時半頃には駐車場はすでに5分の4ほど埋まっており、心底ホっとしたものでした。
さて、では準備を整えて出発しましょう。
まずは駐車場からすぐそこの登山口から白駒池に向かって歩きはじめます。道はすぐに木道に変わる。
さて、では準備を整えて出発しましょう。
まずは駐車場からすぐそこの登山口から白駒池に向かって歩きはじめます。道はすぐに木道に変わる。
この時間、けっこう肌寒いです。20℃は切っていたと思う。20℃というと5年前に行ったアイルランドもそれくらいでしたが、あそこは緯度が高かったためで、こちらはつい先ほど通過した麦草峠(メルヘン街道最高地点)で標高2,127m、この地点でも標高2,000mは優に越えていますから、こちらは言うまでもなく標高が原因。半袖短パンで歩き始めましたが、こりゃアカンとすぐにパーカーを着込みました。他の、歩いているトレッカーの方々は全員長袖長ズボン、足元もしっかりしたトレッキングシューズで固めていて、短パン+ウォーキングシューズの私はちょっと異質な感じでしたが、それでも時間が過ぎて昼が近くなってくると観光目的っぽい服装の人が増えてきて、やがて普通になっていった感じでした。
妻が来て見たかった苔は、歩き始めてすぐに目に飛び込んでくる。迫力といいますか、すごかったですね。「緑色」ってこんなに種類が多かったのか、と感じさせられました。言い尽くされた表現でしょうけれど、まさしく「もののけ姫」の世界。森の精があちらこちらにいそうな?そんな雰囲気。
こんなすごい光景が簡単に見られるなんて、日本ってまだまだ捨てたもんじゃないな、と思わされました。俗な感想ですが・・・・。
ここで概略図を。中央やや左にあるのが現在地。その下方に駐車場(Ⓟ)。ここから直進し、白駒荘の前を通り、池を時計と反対周りに一周して再びこの地点に戻り、駐車場に戻るというコースをとることにしました。
新芽が鮮やかな色を見せています。
苔は、大袈裟に言えば妻を魅了している。
木々の間に見えた白駒の池の標高は、2,115m。山荘も同じでしょう。
ちなみに、白駒の池をはじめとするこの辺りについては、以下のサイトが詳しいです。
ご興味のある方はどうぞ
きたやつネット
https://www.kitayatsu.net/
ビクセンという光学機器メーカーのHP
ビクセンという光学機器メーカーのHP
https://www.vixen.co.jp/lp/moss_world/cnts/02.html
白駒荘から、本格的に白駒の池を一周するルートに入ります。苔は相変わらず神秘的で美しい。
白駒荘から、本格的に白駒の池を一周するルートに入ります。苔は相変わらず神秘的で美しい。
土や石の上を歩くのではなく、コースの大半は木道の上といっても過言ではない。もちろん倒木がルートを塞いでいる場合もあります。
振り返ると、分岐もある。上に貼った案内図の左斜め上の、稲子湯・ニュウ方面に至る三叉路がココ。
再び苔やシダ類の森を眺めながら歩みを進める。妻のペースに合わせているので、ゆっくりしたもの。といいますか、早く歩けば足が滑りそうな感じでちょっとコワイ。
やがて、そのものずばりの「もののけの森」。苔に覆われた木や石。
やがて青苔荘に至る。もちろん宿泊可能な山小屋です。
散策もそろそろ終わりに近づく。歩いていると、バズーカを持ったバードウォッチングの親子連れに会ったりしました。たしかに鳥の啼き声が美しい。
駐車場に戻ってきました。
所用時間は1時間半ほどだったかな。妻に連れられて訪れた苔の森でしたが、素晴らしいところでした。次回(があれば、ですが)はもっと足元を固めて、高見石小屋の辺りまで足を延ばしたいものです。
この後、諏訪大社の下社を訪れ次の宿に向かいました。涼しい雲上の世界から真夏の安曇野へとクルマを走らせます
【おまけの1枚】
駐車整理券と、駐車場の売店で購入したコケ丸縮緬の根付け。
【おまけの1枚】
駐車整理券と、駐車場の売店で購入したコケ丸縮緬の根付け。
その5.白馬マウンテンハーバーと美麻珈琲 [苔の森と安曇野_2022年7月]
時間は前後します。この日は旅の3日目です。安曇野のホテルでは連泊したのですが、その間の日。
この日は、「のんびりしてるわ」という妻を宿に残して一人で出掛けました。
目的地は白馬マウンテンハーバー。スキー場のゴンドラリフトで上る山の上のリゾート地。
この日は、「のんびりしてるわ」という妻を宿に残して一人で出掛けました。
目的地は白馬マウンテンハーバー。スキー場のゴンドラリフトで上る山の上のリゾート地。
安曇野の宿から国道147号線を北上すること約1時間15分、駐車場に無事到着。
ん? ここって、何か記憶がある。相当前だけどスキーに来たことがあったようです。そもそも白馬にスキーに行った記憶がほぼないので、もう30年くらい前になるかもしれません。
ゴンドラリフトに乗って山上へ。
この辺りは冬期はゲレンデとなる。う~~~、滑りたい
夏のグリーンシーズンにリフトでこういう山上へ来ることはまずないので、少し新鮮な感じです。どうしてもスキーシーズンはどうなんだろうと想像してしまいます。
こちらは八方尾根方面。だいぶ前に滑りに来たなぁ~
白馬マウンテンハーバーにはいろんなアトラクション、というか遊べる施設があるのですが、こういうテラスに座ってのんびりとできるのがよかったですね。休日はおそらく結構混むんでしょうけどこの日は平日。適度な人口密度でした。
ぶらぶらと散歩をしてみました。木陰は涼しくて気持ちいいです。ちなみに標高は約1,300m。昨日の苔の森よりは随分低いのが意外ではある。
この先にはパン屋さんがあります。
標高が高いだけあって、森の中は爽やかな感じで涼しいです。
この先を渡った先にあるのが前述のパン屋さん。並んでパンを買い求めるお客さんがいらっしゃいました。山を眺めながらいただくんだろうな。
完全に雲に隠れていますが、晴れていれば白馬岳をはじめとする後立山連峰が一望できるとのこと。
デッキの段差は自由に座れるようになっています。今は雲の向こうに隠れている後立山連峰が見えるときに来たかったなぁ~ でもこればっかりは・・・・
再び木陰を通ってデッキテラス方面へ。
滞在したのは小一時間ほどでしたか。山上を吹き渡る風は心地よく、気分のいい時間を過ごすことができました。
さて、白馬から一旦ホテルに戻り、妻を拾ってからカフェに向かいます。来た道を途中まで逆戻りする感じ。
そして、行ったカフェは美麻珈琲さん。かつてダンカミさんが行かれた美麻町のカフェです。
美麻珈琲 : 今日のビタミン (exblog.jp)
設定したカーナビがとんでもない場所を指し示したためエライ時間がかかりましたが、何とかたどり着くことができました。
美麻珈琲 : 今日のビタミン (exblog.jp)
設定したカーナビがとんでもない場所を指し示したためエライ時間がかかりましたが、何とかたどり着くことができました。
見落とした看板。来るとき前を通過したのに、カーナビを信じた私が愚かだった・・・・
美麻珈琲さん、店内は満席でした。携帯電話の番号を知らせてしばし周囲をお散歩。牧歌的な雰囲気がよかったですね。
この日は暑かったのでおられなかったのかな。外にはテラス席も。
薪の置き方に工夫あり。後で色を付けたのでしょうか(^^)
他の場所にも薪が大量にストックされていました。もっともこれは、薪を使う生活を知らない私たちが勝手に感じているだけで、実際は大した量ではないのかもしれない。この量の薪、冬場にはどれくらいの期間で消費されるのでしょうか。
階段を上って店内へ。薪ストーブがいい感じ。
お客さんが入れ替わるタイミングで撮ったテーブル席。
私はお店の名前を冠した美麻ブレンド、妻はアイスで。
そして妻が絶賛したベイクドチーズケーキ。
そして妻が絶賛したベイクドチーズケーキ。
「これまで食べた中で一番美味しいチーズケーキ」、とまで言ってました。私も一口貰ったけどとろける食感でホント美味しかった なるほど、妻が「過去イチ」を謳っただけのことはありました。
もちろん珈琲も美味しく、なるほど、こんな田舎(ごめんなさい)にも関わらずお客さんがひっきりなしに訪れるだけのことはあると思いました。地元だけじゃなく千葉とか横浜ナンバーのクルマも来てたくらいですからね。
もちろん珈琲も美味しく、なるほど、こんな田舎(ごめんなさい)にも関わらずお客さんがひっきりなしに訪れるだけのことはあると思いました。地元だけじゃなく千葉とか横浜ナンバーのクルマも来てたくらいですからね。
(かく言う当方は和泉ナンバーでしたが(^^;)
その6.休暇村 リトリート安曇野ホテル【施設・お風呂編】 [苔の森と安曇野_2022年7月]
2泊目、3泊目の宿は休暇村 リトリート安曇野ホテルです。ここは、妻が何かで見て是非泊まりたいと希望していた宿。宿泊費も通常の休暇村とは異なり、およそ2~3割割高となります。
朝の散歩のときに宿の人が言っていましたが、築30年くらいのどこかの保養所を休暇村が買い取り、大リノベーションを施して2020年4月にオープンしたという宿。したがって、設備や部屋の装備など最新の凝った造りになっているとのこと。
朝の散歩のときに宿の人が言っていましたが、築30年くらいのどこかの保養所を休暇村が買い取り、大リノベーションを施して2020年4月にオープンしたという宿。したがって、設備や部屋の装備など最新の凝った造りになっているとのこと。
この奥の茶色いところが自動車用の入り口。
クルマを停めて建物の入口へ。右手には暖炉が見える。夜、ここで星を見ながらの暖炉タイムがあるのですが、参加しましたが残念ながら曇っていて星は見えなかった
クルマを停めて建物の入口へ。右手には暖炉が見える。夜、ここで星を見ながらの暖炉タイムがあるのですが、参加しましたが残念ながら曇っていて星は見えなかった
今回は見えませんでしたが、冬場の寒い時期に晴れていれば、それはそれは素晴らしい星空が見えるのだそうです。私も経験があります。スキー場へ続く道の途中、道端のスペースにクルマを停めて空を見上げた時の星々の美しさといったら・・・・それはそれは見事なものです。息を呑む美しさとはこういうことをいうのかと・・・・。
夜間の星見暖炉では、マシュマロを焼いてチョコレートを付けてクッキーの間にはさんでいただきましたが、めっちゃ甘かったですな。ちなみにこれは滞在中のアトラクションのひとつです。
さて、時間を巻き戻して到着時の画像。
夜間の星見暖炉では、マシュマロを焼いてチョコレートを付けてクッキーの間にはさんでいただきましたが、めっちゃ甘かったですな。ちなみにこれは滞在中のアトラクションのひとつです。
さて、時間を巻き戻して到着時の画像。
自動扉から内部へ。
ロビーはかなり広いです。妻の大好きな暖炉がここにもあり、コーヒー、紅茶等がセルフサービスで飲み放題でした。ここで暖炉の炎を眺めながら、ゆったりと過ごす時間が多かったような気がします。
滞在時にはわからず今になって気が付いたのですが、この木製の壁の模様、北アルプスを模していますね。さしづめ左から二つ目のとんがり気味のピークは槍ヶ岳といったところか。
そして、このロビーからテラスへ出ることができます。行ったのは7月半ばながら、標高が高めなのと、雨が降った影響で気温が少し下がっていたのと、日射しが木々にさえぎられていて、とても気持ちのいい空間になっていました。ここで長椅子に寝転んで本を読んだのですが、気持ちよかったな~
(ちなみに読んだ本は百田尚樹さんの『野良犬の値段(上)(下)』。おもしろい本でした。読んで爽快感のある誘拐ミステリ。オススメ)
ここでお部屋に行きましょう。私たちが予約したのは、このホテルで最もリーズナブルな「スタンダードフロア 和洋室(スタンダードルーム シャワー付)」というお部屋。このホテルの客室はすべて和洋室で、ここからワイドルーム シャワー付き→ワイドルーム シャワー&バス付とレベルアップしていき、上はプレミアムフロアというお高い部屋になります。泊まってみればまあ十分の広さなんだけど、少しこじんまり感があってワイドルームの方がよかったかな、という感じ。バスは完全に不要ですけどね。
ちなみにプレミアムフロアに宿泊した場合、夕食はハンコ室、じゃなくて半個室になるとのことです。
部屋は2F(ロビー&フロントのあるフロア)の一番奥の210号室。一番奥なんだけど、ロビーから部屋に行く途中にお風呂~空見の湯が位置していたため、かえって便利でした。氷のサーバーもあったしね。
これは部屋の鍵。ふたつあるのは便利ですね。1泊目の横谷温泉旅館はひとつだけでした。
もう一つ、「03」のタグの付いている小ぶりな鍵は下足箱のものです。計3個の鍵がナスカンでつながれてとても合理的。もちろん外して使うのですけどね。
入口ドアを開けると正面に洗面台。その左にシャワーブース。ここには一度も足を踏み入れることはなかった。
入口ドアを開けると正面に洗面台。その左にシャワーブース。ここには一度も足を踏み入れることはなかった。
部屋は、ベッドが二つ並んでその奥に和室スペース。ワイドルームとなるとこのスペースが広くなる。ベッドにかかっているブランケットには専用のタグが。
タオル掛け。背が高く大容量で使いやすく便利。バスタオルは事前に掛けられていました。
テレビや空気清浄機(写真の左端)。冷蔵庫は右の扉の中に。その隣りの引き出しは予備の枕とブランケット。
座り心地のよかった椅子。妻が気に入る。
クローゼットの中には浴衣や湯かご、足袋も。湯かごはホント便利ですね。浴衣はS~LLの4サイズが2人分ずつ。
クローゼットの中には浴衣や湯かご、足袋も。湯かごはホント便利ですね。浴衣はS~LLの4サイズが2人分ずつ。
延長コードと各種スマホの充電ケーブル。ウチのスマホのCタイプももちろんある。気仙沼の磯村さん(2018年新装オープン)にもありました。新しいホテルや旅館には標準装備となりつつあるようですね。家から持参してきたけど、こっちを使用させてもらいました。
ではお風呂へ行きましょう。
命名は「穂高温泉郷 空見の湯」。男女の入れ替えはありません。
履き物置場の上にはスリッパ用のクリップが。
脱衣場は広く余裕があります。
そして、このロッカーの上下間のスペースがタオル等を置くのにちょうどよく、重宝しました。ほんのちょっとした工夫と設計だと思うのですが、ここらあたりが最新の設備を備えた宿ということなのでしょうか。
人のいないスキを狙って撮影。湯は無臭無色透明。
露天風呂は3~4段低い位置にあります。広くてぬるくてちょうどいい。私は内湯よりこちらにいる時間の方がはるかに長かった。
最後に、ホテル近くの足湯をご紹介。「しゃくなげの湯」という日帰り温泉施設の傍らに建つその足湯、名前は「八面大王足湯」といいます。朝の散歩・・・・
の際に見掛けたのですが、近隣の方が高圧水を使って掃除をされていて、きっちり管理されているんだなと思った次第。立ち昇る湯気がよくわかる少し熱めの足湯、体がポカポカになりました。
その7.休暇村 リトリート安曇野ホテル【お食事編_1日目】 [苔の森と安曇野_2022年7月]
食事は安曇野ダイニングというお食事処にて。私たちスタンダードフロアの客はここを左にいって指定された席に着きますが、プレミアムフロアの住人たちは右折して半個室へ行きます。
着席する際には、まずはこれだけ。
お品書きには「アミューズ 信州サーモンの麹和え」とありました。「アミューズ」ってなんだ?
持ち込んだスマホで調べてみたら、もともと「お楽しみ」を意味する言葉で、フランス料理で「おもてなし」や「空腹を和らげてください」という気持ちを込めて出される小品料理のこととのことでした。へぇ~そうなんだ。
そして地元産のワサビ。このおろし鋼がおもしろい。名前を「鋼鮫(はがねさめ)」というのだそうです。おもしろいのはこの紋様。これだけでは普通のおろし鋼なのですが、
表面をよ~く見てみると、平仮名で「わさび」と延々と記してあるんですな。(ところどころ「わびさび」になっているところもありますが)
お品書きに説明書きによりますと
とのこと。なるほど。
まずはビールとグラスワインで乾杯。
ここで前菜が登場。なんともまぁ、華やかで鮮やか
彩りもきれいで、どこからいただくか迷う。
小ぶりながら、鮑と赤貝の歯応えのよさがうまうま。やっぱり鮑は火を通した方がいいです。
この前菜は、お品書きには以下の通り。
続いてはお凌ぎ。郷土料理として、花豆のくるみ味噌和え。器が渋い。
椀物は蛤の吸い物。洋風の仕立て・・・コンソメ味だっと思います。一息つくのにちょうどいい感じ。
そして、何だかどこぞのハンバーガーのような一品。お品書きには、
旬野菜ミルフィーユ仕立て ~信州味噌・チーズとともに~
とありました。上からシイタケ、ナスビ、トマト、そしてまたナスビと重ねられてのミルフィーユ。白っぽいのが溶けたチーズ。手前の塩をちょいと付ければ、これはもうビールに合う合う ぐいぐい行ってしまう罪作りな一品。
次は魚料理としての鱧と旬野菜のポーピエット。
また訳の分からん名称の料理が出て来ましたが、これまたスマホで調べてみると、薄切り肉で野菜等を巻いて筒状にし、焼いたり蒸して仕上げるフランス料理のひとつだそうです。なるほど、たしかにそんな料理だ。
鱧は揚げられていました。
ここでビールは打ち止めにして、赤ワインを注文。どうせなら地元産ということでD.MdV松本平ブラッククイーンというワインを選択。「フレンチオーク樽熟成、凝縮された果実味と適度な渋みが絶妙」とありましたが、ワインの味に疎い私たちにはよくわからん。でも飲みやすくて美味しいと感じたのだから、それでよしとしましょう。実際、美味しくいただけたのだから。
※このワイン、当夜だけでは飲みきれなかったため、キープしておいて翌夜、残りをいただきました。それでOKということでしたので。
さて、お次のお料理はこれ。なんだ、これは?
イワナの切り身が入った信州蕎麦でした。冷製。足らん、蕎麦をもっとくれ、という感じですがあしゃーない。
メインの肉料理は、料理長厳選 長野県産黒毛和牛ステーキ(50g)。追加料金でフィレやらプレミアム牛やらにランクアップできましたが、私たちにはこれでじゅうぶん。
上に乗っているのはフォアグラと美ケ原産鹿肉のステーキ。
肉の焼き加減はミディアムレアですが、焼きが足らない場合は、上の丸いヤツ(焼き石)で焼きを加えてください、とのことでした。私はミディアムレアが一番好みなのでこれがベスト。
あ~、美味かった
ごはんは、お品書きには信州生板村産特別栽培米「滝沢さん家のお米」こしひかり100%とありました。うん、美味しいお米でしたね。地元産の赤出汁も、漬け物は野沢菜と椎茸わさび。これもごはんにベストマッチで満足満足。
デザートはアイスなど。少し量が多めなところがウリみたい。
続いて朝食。
これは正直、度肝を抜かれました。質、量ともに、これまで食べた中ではNo.1ではないか
大袈裟ですが、並みの夕食を凌駕する規模といっても過言ではないと思いました。
水菜や小松菜、トマト、りんご、バナナの入った緑色のスムージーを一気飲みしてから朝食のスタート。
水菜や小松菜、トマト、りんご、バナナの入った緑色のスムージーを一気飲みしてから朝食のスタート。
まずは、いきなりこれ。これ、上から撮っているからわかりにくいんですけど、手前の四角い台は、三段になっているんです。(横から撮るべきだったと後悔しています) そして、この竹の先端を編んだようなもんが気になるなぁ、と思っていたら、
そこに運ばれてきたのが、何と鮎の素揚げ これは本当に朝食か
その三段を分解するとこうなる。
2段目
と3段目
この3段の内容については、画像の助けを借りましょう。
この上、肉料理まであるんだぜ。国産黒毛和牛スライスと冬瓜のべっ甲餡かけだって。
これがうまうま。これ一品でご飯一膳は軽くイケる。
さらに炊き立てのごはん(安曇野穂高有明産の釜炊きコシヒカリ)+具だくさんのお味噌汁。熱い蓋をつかむ際のカバーがかわいい。
蓋を開けると湯気がぶわっと立ち上ったのですが・・・・
さらに炊き立てのごはん(安曇野穂高有明産の釜炊きコシヒカリ)+具だくさんのお味噌汁。熱い蓋をつかむ際のカバーがかわいい。
蓋を開けると湯気がぶわっと立ち上ったのですが・・・・
コメの一粒一粒が立っている。こういうごはんが一番美味しいのです。しかも炊き立て。
さらに野菜たっぷり+わかめのお味噌汁。これも大好きな一品。
先ほどのお肉をメインのおかずにして1膳目のごはんいただきました。
2膳目はTKGに。
卵はこれまた産地指定で会田養鶏というところの生卵。農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞したとのこと。そういうブランドが効いたのかどうかはわかりませんが、濃厚な味の、卵らしい実にいい香りがするめちゃくちゃ旨い卵でした。
ちょっと、本当にすごい朝ごはんでした。私にとってはごはんが旨いのが何よりのご馳走。満足以上の朝食だった 食べ過ぎたかも、というくらいで、この日は結局昼食は取らずじまい。それでも夕食まで十分もちました。
デザートは信州りんごのアップルパイと季節のフルーツ(ブルーベリーとスイカ?)。
食後のコーヒーはテラス席で庭(雑木林?)を眺めながらのんびり。