2.❝日本のアマルフィ❞に行く [和歌の浦]
ラーメンを食べた後、妻の希望でその近くのパン屋さんに寄ってパンを購入し、宿に向かいました。
今日のお宿は「和歌の浦温泉 萬波」さん。比較的大きなお宿です。チェックインの15時まではまだまだ時間があるので、駐車場にクルマを停めさせていただき、近所の散策に出掛けました。是非とも行ってみたいところがありましたので。
で、ホテルから階段を降りて、海沿いにある「海岸遊歩道路」に行ってみると・・・・どうです、この無惨な姿・・・・。
今日のお宿は「和歌の浦温泉 萬波」さん。比較的大きなお宿です。チェックインの15時まではまだまだ時間があるので、駐車場にクルマを停めさせていただき、近所の散策に出掛けました。是非とも行ってみたいところがありましたので。
で、ホテルから階段を降りて、海沿いにある「海岸遊歩道路」に行ってみると・・・・どうです、この無惨な姿・・・・。
道標は横倒し、海から打ち上げられたのであろう漂流物が道の3分の1を塞ぎ、向こうの方には土砂崩れの後にできたと思われる小道がある。一目見て唖然としました おそらくは、台風の直撃を受けた後、整備されずにそのまま放置、ということだと思われます。
振り返ったところにあった蓬莱岩が何とも哀れに感じましたわ。中央に穴が開いたせっかくの奇岩が台無しとでも言いますか・・・・。
振り返ったところにあった蓬莱岩が何とも哀れに感じましたわ。中央に穴が開いたせっかくの奇岩が台無しとでも言いますか・・・・。
まあそんなこんなで、通行できるところまで戻って遊歩道にアクセスし直し、奥和歌大橋という立派な橋の袂から、本日の散歩の目的地を遠望しました。
ここは雑賀崎。漁港です。
「雑賀」は「さいが」とも「さいか」とも言う。司馬遼太郎の歴史小説で『尻啖え孫市』(しりくらえまごいち)という傑作がありますが、その主人公の「雑賀孫市」の「さいが」です。知る人ぞ知る、戦国時代の一地方の、鉄砲の名手です。知らない人にとっては「は?」でしかありませんが(笑)
で、その雑賀。ご存じの方もおられるかと思いますが、雑賀崎は日本のアマルフィと呼ばれているとのこと。
アマルフィとは、イタリアのナポリから南へ約50km行ったところにある地中海沿いの町で、世界一美しいといわれているアマルフィ海岸があることで有名で、1997年には世界文化遺産に登録されたのだそうです。・・・・もちろんネット情報 ネットで調べればあふれんばかりの情報がこぼれ出てくるのですが、この2枚がいいような気がします。
山の斜面に張り付くように建てられた家並みがアマルフィと似ているためにそのように呼ばれているそうで、なるほど、たしかに面影はありますね。少々規模は小さいけれど。
以下、日本の雑賀崎。
「日本の○○」と呼ばれる場所はそこかしこにありますが、おおむね期待外れ。でもここは少しマシな方か、という気がするのは、私が同じ関西の人間だからに違いない(笑)
漁港の方へ行ってみると、何やら人が多く集まっている。何だこりゃ、こんな田舎の漁港に何でこんなに人が?と覗いてみると、
「雑賀」は「さいが」とも「さいか」とも言う。司馬遼太郎の歴史小説で『尻啖え孫市』(しりくらえまごいち)という傑作がありますが、その主人公の「雑賀孫市」の「さいが」です。知る人ぞ知る、戦国時代の一地方の、鉄砲の名手です。知らない人にとっては「は?」でしかありませんが(笑)
で、その雑賀。ご存じの方もおられるかと思いますが、雑賀崎は日本のアマルフィと呼ばれているとのこと。
アマルフィとは、イタリアのナポリから南へ約50km行ったところにある地中海沿いの町で、世界一美しいといわれているアマルフィ海岸があることで有名で、1997年には世界文化遺産に登録されたのだそうです。・・・・もちろんネット情報 ネットで調べればあふれんばかりの情報がこぼれ出てくるのですが、この2枚がいいような気がします。
山の斜面に張り付くように建てられた家並みがアマルフィと似ているためにそのように呼ばれているそうで、なるほど、たしかに面影はありますね。少々規模は小さいけれど。
以下、日本の雑賀崎。
「日本の○○」と呼ばれる場所はそこかしこにありますが、おおむね期待外れ。でもここは少しマシな方か、という気がするのは、私が同じ関西の人間だからに違いない(笑)
漁港の方へ行ってみると、何やら人が多く集まっている。何だこりゃ、こんな田舎の漁港に何でこんなに人が?と覗いてみると、
早い話が、獲ってきた魚介類の展示即売会でした。漁船から水揚げされた魚や海老やイカなどがトロ箱に入れられて、とんでもない値段で売られていました。密も何もカンケイなし、おそらくは『世界で最も新鮮な魚介類の販売会』です。
後で知ったのですが、これは「はた売り」というもので、和歌山のみならず近隣からも買い出しに来るとのこと。そういえば京都ナンバーや奈良ナンバーの車も停まっていました。
そしてこの魚介類の値段が・・・・とんでもなく『安い』
後で知ったのですが、これは「はた売り」というもので、和歌山のみならず近隣からも買い出しに来るとのこと。そういえば京都ナンバーや奈良ナンバーの車も停まっていました。
そしてこの魚介類の値段が・・・・とんでもなく『安い』
このアオリイカなんぞ、1杯450円だ。鯛もこんなにでかいのに1,000円しない。
買って帰りたかったけどちょっと無理でした。なぜなら私はもちろん妻も魚を捌けないから。それに帰るのは明日だから、せっかくの新鮮な魚もダメになってしまう可能性大です。
買って帰るなら当日でないとね。
買って帰りたかったけどちょっと無理でした。なぜなら私はもちろん妻も魚を捌けないから。それに帰るのは明日だから、せっかくの新鮮な魚もダメになってしまう可能性大です。
買って帰るなら当日でないとね。
翌日は、とても景色がいいと聞いていた番所庭園に寄りました。「番所」は「ばんどこ」と「読みます。これは知らん人には読めん。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)
和歌の浦の海に突き出た、本当にいい場所。先端に向かって歩いていきます。
和歌の浦の海に突き出た、本当にいい場所。先端に向かって歩いていきます。
昨日の遊歩道と違ってよく整備された庭園。
万葉集の碑などもあり
万葉集の碑などもあり
その先が先端部。
風景を堪能した後、振り返って戻ります。
プライベートビーチもあり、なかなかにいいところでした。
これだけ眺めがいいとテレビのロケ地にもよく使われていたようで、訪れた俳優さんのサインなども残されていましたね。
こんにちは(^_^)
山の斜面に建つ家々の雰囲気は写真のアマルフィと似ていますね。
TVの旅番組でアマルフィは見たことがあります。海外も素敵なスポットがたくさんありますが、行ったことがあるのはハワイのみ。しかも家族が懸賞に当選したので一緒に行きましたので、当選がなかったら行く機会がなかったかも。温泉好きなので、20代の頃から近場の九州内の温泉巡りをしていました。
それにしてもトロ箱の魚介は安いですね!イカ好きなのでアオリイカも大好きで、佐賀県唐津市の呼子で食べるイカの活き造りは美味しいです。
by pooh (2021-02-11 19:25)
何か、昔、この辺りを歩いたような記憶が。
あれは確か、ヒロさんと和歌山でお会いした日だったかなぁ。
和歌山藩の砲台跡を見にいった日だったか。
あかん、もう記憶が彼方へ去ってしまってます。
by 船山史家 (2021-02-12 13:38)
poohさん
「懸賞に当選してハワイ」って、それもスゴイですね(^^)
何たる強運!
トロ箱の魚介類、本当に仰天の安さでした。呼子の朝市で同じようなイカが全然違う値段(3,000円くらいだったかな~)で売られていた記憶があります。
史家さん
上の番所庭園には、かつて砲台が築かれていたと思います。
史家さんが行かれたのは、加太の方ではなかったですか。
https://nanishiteasobo-hiro.blog.ss-blog.jp/2017-03-13
ここの休暇村の敷地内には砲台跡がきれいに遺っています。その石積みの精巧さは驚嘆ものですよ。
by ヒロ (2021-02-16 13:49)