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定年旅行_その21(最終回)_最後は水戸・偕楽園 [定年旅行~第二次東北旅行]

旅も残りわずか。全8泊9日のうち、7泊が過ぎました。残るは東京の娘宅での1泊のみ。そして、その最後の夜がおそらくは一番狭く、寝にくいであろうことは明白なり。

後ろ髪を引かれる思いで大忠さんを後にし、東北道・村田ICを目指すその途中、寄ったのが産直市場みんな野。ここが遠霞さんの追っかけのラストかな。いや、もうひとつあるか。
1.産直市場みんな野.jpg
【産直市場 みんな野】(←クリックどうぞ)
ここで、娘と、翌日(最終9日目)ランチを共にする又従兄弟のために新鮮な野菜を購入。大阪では売っていないような野菜も多数あり、娘や又従兄弟には喜ばれました。

買い物を終えた後、村田ICから東北自動車道に乗り、一路東京を目指す。
・・・・と、その前に。

郡山JCTで磐越自動車道に乗り換えた後、常磐道を経て目指したのは、茨城県水戸市。もちろん私は初上陸なわけですが。
大忠さん最寄りの村田ICからカーナビに従って那珂ICで降りるまで約240㎞。
いや~、これは走り応えがありましたね。走っても走っても着かない。特に磐越道が長く感じられた。まだ常磐道にすら乗ってないのかよ、と毒づきながらクルマを走らせていました。定速走行ができるクルマなのでよかったですが、アクセル踏みっぱなしだと右足がつったかもしれない。それに、知らない地名ばかりで今どこを走ってるのか見当すらつかず、よけいに長く感じられました。知ってる地名って、「スパリゾートハワイアンズ」くらいなもんでしたから(地名じゃないけど)。もっとも、それすら福島県内にあるということくらいしか知識になかったので、「やっと知ってる名前が出てきた」くらいなものでしたが。

1時間おきにSAやPAに停まり、カーナビの残り距離を見ながらひたすら水戸を目指すこと約4時間。ようやく目的地である偕楽園に到着です。遠かったぁ~~~[ふらふら]
云わずと知れた日本三大名園のひとつ。金沢・兼六園、岡山・後楽園はここ5年くらいの間に訪れていましたので、これで日本三景に引き続き、三大名園もコンプリート。この旅の目的のひとつは達成[exclamation×2]

それにしても偕楽園。行ってみて感じたことは、ここは梅の季節に来ないとアカンな、ということ。今さら言うまでもありませんが、園内至る所に梅が植えられ、季節には華やかで素晴らしい景観であろうことは十二分に想像されました。
私たちが訪れたこの季節は、その片鱗がうかがえるといった感じで、まあ時季外れの感は否めませんでした。

この日が平日だったこともあって駐車場は空いていました。シーズンには駐車場待ちのクルマが並ぶんだろうな。
[右斜め下] 駐車場から園へ行く陸橋からの写真。JRの特急「ひたち、ときわ」は頻繁に走行していた印象 [電車]
2.実は私は隠れ鉄ちゃん.jpg

それでも、徳川斉昭らが建てたという好文亭を見学、幕末の一個の巨像を偲びつつ園内を散策。
3.案内図.jpg
4.好文亭.jpg
5.好文亭-2.jpg
6.園内-2.jpg
7.園内-1.jpg
8.園内-3.jpg
9.園内-4.jpg

偕楽園のHPに「キリシマツツジ」とあるツツジ。好文亭から見たツツジはたしかに格別でした。深紅の赤で、そこだけは風景から浮かび上がっているように見えましたよ。
10.キリシマツツジ-1.jpg
11.キリシマツツジ-2.jpg

その後も園内をぶらぶらと歩いた後、駐車場のクルマに戻っていよいよ東京へ。
12.園内5.jpg
13.園内-6.jpg
14.園内-7.jpg
15.園内-8.jpg
1時間半足らずで着くはずが、三郷料金所の手前で渋滞にはまり、結局2時間以上かかって娘の家に辿り着いたのでした。

ここで付け加えておこうと思うのは駐車場のこと。娘の住むマンションには来客用の駐車スペースなどあるわけもなく、普通なら近隣のコインパーキングに停めざるを得ないところ。ところが、都内のコインパーキングなんて1泊2日となるといくらかかるかわからない。万を越えたという話も聞いたことがあります。
で、いろいろ探したのですが、行き当たったのは「タイムズのB」(←クリックどうぞ)というシステム。会員になっておけば、希望の地域の登録駐車場が(空いていれば)格安で使えるのです。それを利用して、今回の駐車では2日でわずか1,000円で済みました。停めている間は出し入れ自由(駐車場にもよるようですが今回はそうだった)。ちなみに駐車場所はとある店舗の立体駐車場の屋上でした。
ネックは娘の家から駐車場所まで徒歩7~8分かかったこと。マンション前で荷物を降ろしてクルマを動かしたのですが、ちょいと面倒ではありました。そこはコストとの兼ね合いですね。ウチはメリットありと判断しましたが、それが嫌な人もおられるでしょう。選択の問題ですね。
※もちろん私はTimesの人間ではありません。

さて、長らく続けてきました私の定年旅行の報告は今回を持ちまして終了でございます。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
最後に、旅の〆を簡単に。
翌日(=最終9日目)、又従兄弟と会い、お昼ごはんをごちそうになりました。彼の馴染みのお寿司屋さんで、馴染みだけあって出て来るお料理はどれも素晴らしく美味かった。最高でした。クルマだったので当然飲めず、ノンアルとウーロン茶でしたが、お刺身やお寿司は本当に美味かった。今回の旅では気仙沼でかなり美味い海の幸をいただいてきましたが、それに勝るとも劣らない感じか、あるいはそれ以上か。
で、その又従弟夫妻と別れて1人で東京を出たのは15時(妻はそのまま東京に残って孫のお世話と娘宅の断捨離。その後GWに娘と孫と一緒に新幹線で帰阪)。時折り土砂降る雨の中、首都高~東名~新東名~伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道(R25)~西名阪を5~6回の休憩を経て突っ走り、自宅に着いたのは22時過ぎでした。眠気を一切感じなかったのは不思議でしたが、安全運転にはきわめて好都合だった。常時一人だったので、ある意味気合が入っていたのかもしれません。
9日間の総走行距離:1,760㎞、使用ガソリン量:約117ℓ、実燃費:15㎞/ℓはほぼ想定通りといったところでした。楽しくも長く、計画通りには行かない旅でした。でも、行ってよかった。それだけは間違いなく言える旅でしたm(_ _)m

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