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その1.諏訪大社と釜めし [苔の森と安曇野_2022年7月]

7月のとある日。
4月の定年旅行からまだ3ヶ月と開いていないというのに、もう次の旅の日がやってきました。
計画は、ウチにとってはけっこう長めの3泊4日。定年旅行が8泊もした長~い旅だったので短く感じられますが、とんでもない。4日間は長いよ。

今回は、苔の森に行きたいという妻の長年の希望、それに加えて、妻が何かで見たという安曇野のホテルに泊まりたい、という希望も併せて実現させたものです。

信州=長野県はとにかく広い。テレビの天気予報は地域ごとに細かく区分けされ、その数は両手の指に余り、両足の指を動員してようやく網羅するくらいか、それでも足りない? もちろんどれだけ詳細に報道するかにもよるのですが、とにかく大阪やそこいらとは全く異なります。

この日に泊まる宿には早めに着きたいという希望があったため、大阪をやや早めの時間に発ち、まずは諏訪を目指す。
朝食は途中の西名阪・天理PAでホットドッグ+コーヒー。ホットドッグは朝から店内で焼いたばかりという触れ込み。
1.朝食は天理PA.jpg

中央自動車道・諏訪ICを降りてすぐにあるこのお店で昼食。関東の方々にはお馴染み、関西人には馴染みはないもののその名前は聞いたことがある、峠の釜めしの荻野屋・諏訪店さん。今回妻とは、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、一般道の道の駅、そしてドライブインの違いで話が盛り上がったのですが、ここはかつてよくあった典型的な「ドライブイン」でしたね。
2.荻野屋さん.jpg
イートインコーナーは座席間の距離が長め。
3.イートインスペース.jpg
店内にはこんなぶっとい縄が。御柱祭で使われたもの。隣りには人が跨ったであろう木材も展示されている。この縄を作るのに、いったいどれほどの量のワラが必要なのだろう。想像がつかん。
6.これも展示.jpg
お客さんの大半が注文する釜めしを私も注文。ちなみに妻はざるそば。
・・・・これまでの経験を活かし、昼ご飯は極力抑えるか、あるいは抜くのが今後の旅の妻の独自ルールです。
釜めしは5分も経たないうちに供されました。どんどん入る注文を見越してすでに作られていたことは間違いない。実際、“熱々”とは言い難い温度ではあった(^^; プラスチックケースの中は漬物。
4.これ一択.jpg
5.伝統のお味.jpg
味は・・・・まあこんなもんでしょう。

チェックインまでの時間を利用して、次に向かったのは諏訪大社。諏訪大社というお社が実は4か所もあるということは、今回の旅の下調べで初めて知りました。どうせなら全部回ろうよ、ということで、まず行ったのが上社・本宮。ちなみに4か所あるお社を回るのに順番の決まりなどはなく、どこからどう回ってもいいらしい(と諏訪大社のHPにあった)。
7.諏訪大社本宮の上宮.jpg
8.大鳥居.jpg
9.ここを行く.jpg
10.かたわらには落とされた木.jpg
木材のみで作られたであろう回廊は、歩いていて実に気持ちがいい。
11.ここを行く-2.jpg
12.奥にお社.jpg

次に行ったのは上社・前宮。彼我の距離はクルマで5分ほど(だったと思う)。
ちなみにどのお社にも、例の、坂から人が乗った木を落とす、御柱祭のご神木が立てられていました。

今回、諏訪大社の四つのお社を周ったわけですが、私が一番印象に残っているのはここです。一番小さかったと思うのですけどね、大小は関係なかった。
13.次は上社前宮.jpg
14.信号を渡っていく.jpg
15.上社前宮.jpg
何しろ、傍らを流れている水眼の清流(“すいがのせいりゅう”と読む。ここから1kmほど上流で湧出しているらしい)が冷たくて澄んでいてきれいでした。これが一番印象に残った理由です。
・・・・こんな水で作ったお米は美味しいに違いない。
16.流れてきている湧き水.jpg
ちなみのマンホールの蓋。
17.マンホールの蓋-1.jpg

そして、翌日になりましたが、下社の秋宮春宮にも行ってきました。この日の朝に行った苔の森から次の宿への途中にありましたし。(ただ、この間の国道20号線の通過は時間がかかって、ちょいとくたびれた)
まずは秋宮。
18.下社秋宮.jpg
19..jpg
20.いろいろ工事中.jpg
注連縄が立派でした。なんでも、出雲大社の注連縄と同じ業者さんが作っているとのことです。どうりで。
お宮参りのご家族もおられました。皆さんの記念写真のシャッターを押したのが私。
21.立派な注連縄.jpg
そして最後は春宮。ここも程近い距離感で歩いても移動可能。
22.最後は下社春宮.jpg
24.お社.jpg
25.御柱祭の木.jpg
最後はもうひとつマンホールの蓋。別段意味はないのですが、なんか印象的かつ象徴的でしたので。
23.マンホールの蓋-2.jpg
これで諏訪大社の四つのお社をすべて訪問することができました。
だからどうということはないのですが、せっかく来たことですし、残すことなく周ることができたのはよかったと思います。一つでも未訪だったら、後になって「やっぱり行っときゃよかった」と後悔しそうですし。

この後、この日の宿泊先のある安曇野を目指します。長野道を走ったら遠い距離ではありません。この時間だとホテルに着くのはチェックインの少し前くらいになりそうだ。ロビーで時間つぶしの読書でもするとしましょう。
準備した本は2冊。百田尚樹著 『野良犬の値段(上)(下)』。すでに読み進めています。上巻の途中で犯人はわかった(・・・・トリックも含めて考えた通りでした)。それでも結末が全く見えない。これをどう着地させるのかがとても楽しみ[るんるん]

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